おすすめ本『プロセスエコノミー』
「プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる」(尾原和啓 著)を読んで、自分が「なるほど!わかる!」と思ったポイントについて整理してまとめたノートです。
「色々な人に協力してもらいたい、人を巻き込んで新しいコトを起こしたい」と感じている方にとって「仲間をつくるための考え方」と「行動を起こすモチベーション」が得られるおすすめの本です。
おすすめポイント
1.プロセスの価値
◆人もモノも埋もれる時代
アウトプットに差がないのでプロセスに価値がある
◆作り手が「なぜやるのか」を示してストーリーと哲学でファンをつくる
◆こだわりを追及する姿や障壁を乗り越えるドラマはコピーできない
2.価値観の変化
◆「物質的なモノ」より「内面的なコト」
達成・快楽より人間関係・意味合い・没頭が欲しい
◆「役に立つ」より「意味がある」
役に立つモノは一つあればいい
やる意味を感じるコトは没頭できる
◆「アウトプットの消費」より「プロセスの共感」に価値を感じる
3.共感のメカニズム
◆論理や理屈では人は動かない
ロジックよりストーリーで心が動く
一緒に行動したくなるストーリーを言語化する
◆最終的には人のために何かをしたい
利他の行動はさらなる利他の連鎖を生む
◆プロセスの共有で「受動的な信頼」が「能動的な応援」に高まる
4.プロセスエコノミーの実践
◆「正解主義」から「修正主義」へ
試作品を表に出してフィードバックを受けながら修正する
◆情報自体に価値はない
手持ちの情報をシェアして仲間を作ってプロセスを惜しみなく開示する
◆人を巻き込むにまず役割を与える
「いてもいいんだ」と感じてもらうのが大事
5.プロセスエコノミーの魅力
◆「正しい」を「楽しい」にすると色んな人を巻き込める
◆今のプロセスに集中すると「未来の不安」や「過去の後悔」に囚われない
◆「効率良く進む」より「境界線なく歩き回る」方がイノベーションを生む
◆こだわりをさらけ出して走ると、予見できない未来がより創造的になる
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