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おすすめ本『未来に先回りする思考法』
「未来に先回りする思考法」(佐藤航陽 著)を読んで、自分が「なるほど!わかる!」と思ったポイントについて整理してまとめたノートです。
「なぜ日本ではイノベーションが起きないのか」「成功する経営者・起業家は何が違うのか」と感じている方にとって「イノベーションを生みだす環境や考え方」を論理的に理解できるおすすめの本です。
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おすすめのポイント
1.変化への対応では勝てない
◆どれだけ速く変化に対応しても、競争が激しくなり過ぎると十分な収益は上げられない
◆変化に先回りした者だけが生き残る
◆いつか誰かが実現する未来でも、その到来を早めるのは価値がある
2.資本主義の本質
◆人間の欲望には際限がない前提/性質を活用して経済を発展させていく
◆より多くへの価値提供を考えるとビジネスは政治と同じく公益性を帯びる
◆経済活動では古くて実績のある存在を選ぶ傾向がある
3.パターンが掴めるまで試す
◆タイミングとは相対的:
早い遅いは潜在的な競合との関係性で決まる
◆感情を無視する:
現実を理解するために客観的なデータとして物事を見つめる
◆意図的に失敗する:
物事が上手くいかない時はパターン認識に必要な試行回数が足りていない
◆物事は惰性で進みがちなので効率化より価値を考える
意味のないことをどれだけうまくできるようになっても意味はない
4.わからないものはわからない
◆論理性が高いと誰もが納得可能(他人の説得に役立つ)だが
物事の成否とは違う(成功の可能性が高いとは限らない)
◆人が作る論理は情報の不足と理解力の限界で完璧にはならない
◆合理的な判断には非合理的なものを許容する必要がある
5.五分五分で決断する
◆行動する時点と結果がでる時点の時間差があると、自分の認識はあてにならない
◆今は誰もがそう思えないが原理を突き詰めるとそうなるという未来に投資する
◆自分すら半信半疑なアイデアは他人には理解不能なので競争に巻き込まれない
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