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企業研究『Uber(ライドシェア/フードデリバリー)』
決算書から企業の強みや市場の可能性を読み解き、自分なりの仮説をもって事業の動向をとらえられるようになるのを目指して、お気に入りの動画等から学んだ「決算書のポイント」を「おすすめのコンテンツ」と共にまとめたノートです。決算書の勘どころをつかめるようになりたいという方に役立つ内容です。今後の決算でも加筆する予定です。
1.企業の強み
Uberの業界における特長
◆他社との差別化
ライドシェアだけでなくフードデリバリーもあるので、ドライバーがたくさんいる
◆事業の成長性
フードデリバリーの取扱高が初めてライドシェアを超えた(ライドシェアはコロナが収束すれば戻ってくる)
◆ビジネスモデルの特徴
ライドシェアはユーザーだけでなくドライバーの獲得に苦労する
ライドシェアがコロナ禍で減ってもフードデリバリーでドライバーの離脱を防げている
2.市場の可能性
Uberの業界を取り巻く環境と市場の可能性
◆コロナ禍による影響
ライドシェアはコロナで取扱高減少
フードデリバリーはコロナで取扱高増加
◆MaaSビジネスの動向
MaaSのハードウェア(車/船/飛行機)では車が1番市場が大きいので、その車で自動運転を取った企業が覇権を握る
◆今後の注目ポイント
ドライバーであるギグワーカー/個人事業主の雇用条件に関する住民投票(プロップ22)の影響
自動運転への投資(競合のTeslaやGoogleに資本力では勝てない)
3.数字を読む着眼点
他の資料でも使える数字のとらえ方
◆取扱高はライドシェアがYoYで-53%でフードデリバリーは+134%
調整後EBITDAは-7%、GAAP Revenueは-18%なので、コロナ禍でも持ちこたえている
◆テイクレートはライドシェアが23%でフードデリバリーは13%
コロナの収束でライドシェアが伸びた方が黒字化に近づく
4.決算説明資料
2020 Q3 決算説明会資料
https://s23.q4cdn.com/407969754/files/doc_financials/2020/q3/Quarterly-Earnings-Report-Q32020_Final.pdf
5.おすすめコンテンツ
(1)決算解説
決算書のポイントを理解するならコレ、おすすめの動画「シバタナオキの決算実況」と文字起こし記事「決算が読めるようになるノート」です。
(2)事業内容
企業の事業内容を調べるならコレ、おすすめのサイト「strainer」です。
(3)指標
指標の意味を確認するために活用したサイト
6.関連する記事
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