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おすすめ本『育成の本質』

「サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質 才能が開花する環境のつくり方」(菊原志郎 仲山進也 著)を読んで、自分が「なるほど!わかる!」と思ったポイントについて整理してまとめたノートです。
子どもに「自分で考えて行動できる人になってほしい」と願うお父さんお母さん、「もっとチームのパフォーマンスを上げたい」と考えているリーダー、「自分では精一杯やっているのに思うような評価が得られない」とモヤモヤしている方に役立つ本です。

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おすすめポイント

1.夢中になる時間を増やす

◆人生を楽しく生きるために「夢中」な時間を増やす
◆夢中になると飽きずにたくさん量をこなして努力できる
◆やらされている「必死」な状態は「夢中」とは違う
◆挑戦と能力のバランスが取れている時に夢中になる

2.必死と夢中のちがい

◆必死:期限までに結果を出すプレッシャーに駆られている状態
◆夢中:時間を忘れて目の前の作業/プロセスに没頭している状態
◆「失敗しても良いルール」をつくるとプレッシャーが消えて「目の前」に没頭しやすくなる

3.挑戦と能力のバランス

◆思ったようにパフォーマンスが発揮できていないとモヤモヤするもの
◆モヤモヤの正体は「不安」と「退屈」
◆能力を大きく超えた挑戦をしている時は「不安」になる
◆能力が高いのに挑戦が足りていない時は「退屈」になる

4.グループをチームに育てる

◆指示命令で動く「グループ」は受け身体質
◆コミュニケーションで心理的安全性ができると意見がでる
◆意見をだすと課題が自分ごと化する
◆試行錯誤の中で自分たちのやり方が形になる
◆言語化でルールや役割が定まり「チーム」になる

5.自走するチームをつくる

◆お互いが何を考えているか理解し合うことが必要
◆振り返りを反省会(他責・犯人探し)にしない
◆振り返る時のポイント
・事実:何が起こったか?
・感情:どう思ったのか?
・抽象化:何を学んだのか?
・行動案:これからどうするか?

6.幸せな働き方を実現する道のり

◆足し算:苦手なこともやってできることを増やす
◆引き算:好みでない作業を減らして強みに集中する
◆かけ算:磨いた強みに別の強みをかけ合わせる
◆割り算:複数の仕事が同時に進むように統合する

7.評価せずに「学びの取れ高」を増やす

◆成長するには結果から「学びの取れ高」を増やすのが大事:
 うまくいくように試行錯誤する経験が必要
◆近視眼的な評価をせず「有益な失敗」を増やして「無駄な成功」を減らす
◆育成ではコンセプトを伝えて良い文化を残す指導が大切

8.幸せは自己評価

◆それぞれがなりたい「理想の自分」を目指す
◆勝つためだけにガマンしてやるとどこかで負けるので幸せになれない
◆自分のやりたいこととチームの方向性が違うと活躍できない
◆結果の中に作り手の思いと顧客が喜ぶ価値が実現すると「成果」になる

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