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#369 タスクシュートで見る教師の1日:出張がある日は仕事が進みません


教師の日常は多様な業務で溢れていますが、時として特別な日があります。今回は、研修が予定されていた1日を通して、教師の学びと日常業務のバランスについて考えてみましょう。

1. 出張前の日常業務

研修の日とはいえ、出張前にできることは済ませておきます。

  • C4thでの出欠入力

  • 旅行命令簿への記入

  • メールの返信

  • 連絡確認

しかし、大きなプロジェクトに着手する余裕はありません。頭の中では既に午後の研修への準備が始まっていたのです。

2. 研修への移動と参加

  • 41分44秒の移動時間

  • 1時間24分の研修

この時間、通常の業務から離れて新しい知識を吸収する貴重な機会となりました。しかし同時に、学校に置いてきた仕事のことが頭をよぎります。

3. 研修後の業務

研修後、重要な作業が待っていました。

  • 研修で学んだ内容を校内に伝えるための文書作成

この作業は非常に重要です。新しい知識や視点を学校全体で共有し、実践につなげていくためには欠かせません。しかし、この作業に時間を割くほど、日々の業務やプロジェクトは後回しになっていきます。ただ、最近はAIでまとめることもできるので、だいぶ楽になりました。

4. 1日の振り返り

この日、重要な学びはあったものの、進行中のプロジェクトは一歩も前に進みませんでした。これは典型的なジレンマの一つと言えるでしょう。

  • 自己研鑽の必要性

  • 日々の業務をこなす責任

  • 長期的なプロジェクトの進行

これらのバランスを取ることは、決して容易ではありません。

5. 今後の展望

研修で得た新しい知識や視点は、長期的には必ずこどもたちのためになるはずです。しかし、目の前のタスクが進まないもどかしさも事実です。

今後は以下のような取り組みが必要かもしれません。

  1. 研修内容の効率的な共有方法の確立

  2. プロジェクト管理のさらなる効率化

  3. 研修日の前後での業務調整

まとめ

教師の仕事は、日々の授業や生活指導だけではありません。自己研鑽や知識の共有も重要な責務です。今日一日、プロジェクトは進まなかったかもしれません。しかし、研修での学びは多いのも事実です。

このような日々の積み重ねの中で、教育の質を少しずつ上げていきたいと思っています。明日からは、今日の学びを活かしながら、また新たな気持ちでこどもたちと向き合い、プロジェクトに取り組んでいきます。

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