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#413 私にとってのブルシット・ジョブは、こどもに○○されない仕事

最近気づいたことがある。それを言語化できそうだ。

デヴィッド・グレーバーの言う「ブルシット・ジョブ」って本当にあるんだ。


13時間かけたスライド

最近、一つのスライドに13時間かかるプロジェクトが発生した。

スライドの文字、写真、グラフの調整。 組織のプレゼン資料は、普段作る個人のプレゼン資料とは比べ物にならないくらい労力がかかる。

構成を考え、デザインを整え、整合性を確認する。

しかし、ふと考えた。

このスライド、こどもにとって何か影響を与えるだろうか?


こどもに○○されない仕事

もしこの仕事をやめたら、誰か困るのだろうか。

少なくとも、こどもは気づかない。

彼らに直接影響を与える仕事ではないのだ。

それが、私にとっての「ブルシット・ジョブ」。


ブルシット・ジョブの本質

グレーバーの言うブルシット・ジョブとは、「存在していることに疑問を持たずにはいられない仕事」。

このスライドに13時間かけた理由は何だったのか?

それは、こどもではなく、大人のための仕事だったからだ。

「こどもに還元されない仕事」こそが、私にとってのブルシット・ジョブなのかもしれない。


意味のある仕事とは?

こどもが成長し、学び、楽しむための仕事。

それはスライドのデザインに13時間かけることではなく、 もっと別の形で力を注ぐべきものなのではないか。

私にとって、意味のある仕事とは何か。

この問いは、これからも続いていく。

さて、今回のプロジェクト、Canvaのデザイン力だけは格段に上がった気がする。

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