#346 植物アベンジャーズ集結🦸♂️地球最強の動かないヒーローたち🦸
自然の中にいたら、自然のことを知りたくなったので読んでみました。『植物の体の中では何が起こっているのか』嶋田幸久 (著), 萱原正嗣 (著) を読んだら、植物がアベンジャーズに見えてきた!
今回は地球上で最もクールでありながら、最も動かないスーパーヒーローたちについてお話しします。そう、植物たちです!
まず、植物の体のつくりについて。動物たちが「脳みそがない!心臓がない!」と叫ぶような単純構造なのに、植物たちは平然としています。なぜって?彼らには「葉」「茎」「根」という三種の神器があれば十分だからです。まるでミニマリストの極致です。
そして、植物たちの秘密兵器、植物ホルモン!これぞ植物版の「アベンジャーズ」です。オーキシンは「アイアンマン」のように成長を促進し、ジベレリンは「ソー」のごとく種子を発芽させます。そして、アブシジン酸は「ブラック・ウィドウ」さながらに、ストレスから植物を守ります。
光への対応も植物たちの十八番です。フィトクロムと青色光受容体は、まるで植物版の「スパイダーマン」。光を感知して、スパイダーセンスよろしく環境に適応していきます。
葉っぱの中では、葉緑体という小さな「ハルク」たちが、二酸化炭素をパワフルに糖に変えています。そして気孔は、まるで「アントマン」のように小さくても大活躍。CO2を取り込んだり、O2を出したりと、せわしなく働いています。
最後に、植物の進化の歴史。水中から陸上へ進出した植物たち、まるで「アクアマン」が陸に上がったようですね。そして獲得した種子は、過酷な環境でも生き抜く「キャプテン・アメリカ」のシールドのような存在です。
さあ、植物たちの驚異の能力、すごすぎる!動かなくったって、十分スーパーヒーローだと分かっていただけたでしょうか。植物たちに感謝しながら、今日もおいしい野菜を食べましょう!...あ、でも食べられちゃうのはヒーローとしてどうなんでしょう。植物さん、ごめんなさい!
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