yosuke_yosuke

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最近の記事

高校野球とヘッドスライディング

自己紹介だけして放置したnote、気がついたことを気まぐれで書いていきます。 都市観察、というテーマなので、世の中の気づいたこと、思ったことをつらつらと。 ーー オリンピックが終わったと思ったら、翌日から高校野球甲子園が始まった。 個人的意見なんだけど、最後の打者が内野ゴロだった時のヘッドスライディングがどうも苦手だ。 甲子園で頑張る球児のことは全く否定しない。むしろあれほど理想に向かって努力できる時間を過ごせることは素晴らしいし、自分も学生時代、野球とは違う競技だけ

    • 写真を撮る理由と祖父の話

      このnoteのテーマ"見るフィールドワーク"にたどり着けるのか分からなくなってきたけど、しつこく自己紹介の続き。 26歳くらいの頃、職業としての写真はしないと決めたのは自分にとってある意味一歩前進だったけど、引き続き今の生活を続けることにもなるわけで、これは"なんとなく"就職した自分にはけっこう重い現実だった。 とはいえ、この専門学校時代に何も学ばなかった訳ではなくて、この時をきっかけに身についたこともあった。ひとつは明確に"作品"と言えるものを作る意識。もうひとつはゴー

      • 就職してからの話と、写真の学校

        マイペースに、と思っていたらずいぶん間が空いてしまった。 もう少し自己紹介がてら、自己回想してみます。 社会に出てから4〜5年、27歳くらいまでは、ひどくつまらない日常を過ごしていた。かといってその後、パッと明るく過ごしているわけではないけど、この頃は特につまらなかった。 世はまだ旧来の日本社会。オフィスの席は固定、飲み会は強制でタバコもくもく、お酌は当然、翌朝お礼に上司の席に頭を下げに行く。 今でも大して変わってないかもしれないけど、何かの組織に所属する安心感みたいなも

        • 東京に出てからの話と、ワールドトレードセンターの映像

          18歳で東京に出て大学に入り、4年後に就職をした。超がつく平凡。 写真は大学に入った頃、友達の影響で撮り始めた。といっても、猫だの空だの、何撮っていいのかはよく分からなかった。ただとにかく撮ったものが形になるのが楽しくて、年額五千円払えば暗室使い放題という大学の写真部に入り、手焼きでプリントする日々を過ごしていた。 こう書くと文化系男子に見えるかもしれないが、実は中、高、大と10年間、体育会のバレー部でスポーツ一筋な日々を過ごしていた。高校では県の選抜選手にも選ばれたりし

          東京に出る前の、生まれてから18歳までの話

          見るフィールドワークの話の前に、少し自分のことを。 実家は、甲府の市街地の外れにある新興住宅地。高度経済成長期に丘の上の桑畑を開拓して作られた小さな町で、いまでは空き家が目立つ寂れた住宅地。その丘の下には古い民家と田んぼが並ぶ集落があって、三世代で暮らす家庭がたくさんあるような、絵に描いた田舎があった。 幼い頃、自分が住む近所の新興住宅地に漂うよそよそしさと、丘の下に住む人たちとの違いをよく感じていた。丘の下の人は、先祖代々の関わりが強く(例えば同じ苗字の家ばかりあったり

          東京に出る前の、生まれてから18歳までの話

          見るフィールドワーク vol.0

          今日からnote始めます。 東京で働いて18年。ちょうど40歳。大半の時間をただのサラリーマンとして過ごしながら、長らく写真を撮ってきた。いわゆる写真表現とか美術写真という分野で、作品を作ってギャラリーに所属して、個展をしたり海外のフェアに行ったり、というのが理想。片隅でかじってる程度だけど、なんとか活動を続けている。 noteのタイトルは「見るフィールドワーク」にした。平凡なサラリーマンでありながら写真作品を作る生活の中で、常日頃から何事も「観察する意識」を持っているつ

          見るフィールドワーク vol.0