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守山市の幼稚園も給食化するのか・・・?

今守山市議会では6月定例月会議真っ最中。。
6月21日・22日は個人質問が行われています。
私、酒井ようすけは
①大規模調整池の有効的な活用について
②企業誘致における税収の増加見込みと活用について
という題目で質問しました。

一つ目の質問では、現在守山市内笠原地区に新たに出来る工業団地内に大規模な調整池の設置が計画されています。面積や深さ、貯水量はこれから計算されるとの事ですが、かなり大規模なものになる事が予想されます。
調整池は大雨時等に河川の氾濫を防ぐために、一時的に雨水を貯めるプール的な役割をもつ池です。つまり、常時水が張られている池ではないのです。
普段はだだっ広い空き地のような状態が予想されます。

地域の方々、子連れの親子、様々な方のコミュニケーションを育む場として使えないのか・・・

と考え、質問しました。答弁としては、行政側も日常使われていない状態の調整池はもったいないと認識されておられるとのことで今後、二次的な活用を含め協議・調査研究されていくとのことでした。

二つ目は、多くの企業が守山市に進出、規模拡大をされている現状の中、この先どれほどの税収が見込めるのか、またその税は何に使われる計画なのか・・・と疑問に思ったので質問しました。
企業からおさめられる税金、守山市から助成金として交付する金額、その差額がいくらあるのか(現時点で確定の数字を出すことは不可能なのであくまでも暫定的なお話でした)との問いに対して、ザクっと見積もると現段階では約3から5億円の税収増を見込めるとの事でした。

じゃあ、そのお金、何に使うの・・・?

子育て支援に使ってください!!!

はっきりお願いしました!!!(詳しくは守山市議会YouTubeをご覧ください)

さて、題名に書きました幼稚園の給食化について。
今守山市では「幼稚園の魅力向上」に取り組んでおられます。
私自身も幼稚園に通っていましたし、私の子どもも幼稚園に通っておりました。私は守山市の幼稚園は素晴らしいと思っております。

子育て環境が複雑化、多様化する昨今、幼稚園の在り方が昔と比べ大きく変化しています。とくに幼児教育保育無償化の影響を受け、保育園やこども園の存在感が大きくなっています。特に一番大きな違いがお弁当か給食かということ。

幼稚園に通われる保護者さんからは給食にして欲しいとの声があるのは事実です。保護者の負担軽減(お弁当を作る事が負担というのは賛否あると思いますが)のために給食化する事は間違いなく幼稚園の魅力向上への一番の近道である事は明確だと思います。

しかし一方で、園現場の先生とお話しをしていると、全員が給食に賛成されているわけではありません。
その理由として、完全給食化にしてしまうと園での調理が出来なくなってしまうとの事です。もし何かあった際の責任の所在が曖昧になるため、カレーやおでん、園庭で取れたものを食べれなくなってしまうのです。現場の先生としてはそこは避けたいというのが本音の方が多くおられます。私もその意見には大賛成で、自分で育てたのもの食べる事こそが子どもに対しての食育だからだと思うからです。

先週13日に吉身幼稚園のカレーパーティーに招待していただきました。
子どもたちが自ら買い物に行き、調理したカレーを食べさせていただきました。いろんな隠し味のはいったカレーは絶品でした!!
その時の子どもたちの顔は「超」が付くほど満面の笑顔でした。

大盛りカレー

お弁当か給食か。

保護者からすれば給食にした方が楽に決まっている。私は、幼稚園を選ばれて、必死に子育てされている保護者の応援、支援は全力で行います。

でも、やはり一番に考えるべきは子どもの事。

幼稚園に通う子ども達にとってベストな環境を整えられるように、子育て世代の一員として議論して行きたいと思います。

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