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初めての関連質問

先週の金曜日、本日と2日間の日程で総務常任委員会が行われました。
私、酒井ようすけの所属委員会はないので傍聴での参加となりました。
明日からは私が所属する文教福祉常任委員会と環境都市経済常任委員会が各2日間の日程で開催される予定です。

さて、先日の投稿でお知らせしました個人質問の日に実はもう一つ登壇していました。。それは、「関連質問」です。

関連質問とは・・・その名の通り他の議員が行った個人質問に関連して質問を行う事です。

個人質問と違い、質問を作成する時間が非常に短く、質問に許される時間は個人質問の半分の15分で質問形式は総括方式のみ!というのが大きな特徴です。

で、、、私の行った関連質問の内容はというと・・・

「オンラインゲーム等を介したトラブルに関して」

元教員の議員がした教育関係の質問の中にオンラインゲーム等を介したトラブルに関してという項目があり、行政からの答弁を聞きました。その議員はその項目に再質問をされませんでした。がしかし、答弁の内容に私的に納得いかなかったのです。

学校での指導に関する事や、金銭トラブルに関しての答えがありませんでした。

昨年の新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言、小中学校の臨時休校や、ステイホーム。。今までは外で遊んでいた子ども達さえも活動制限を余儀なくされる状況が続き、家でゲームをする子どもが非常に増えたと報道で聞きました。
そのような中、最近の小中学生を中心にフリーソフトとしてダウンロードできるゲーム(フォートナイトや荒野行動)が大流行しています。ボイスチャットと呼ばれる機能を使い、友達と会話をしながらゲームを出来るのが特徴でもあります。(私たちが子どもの頃からは考えられない・・・)

ゲーム自体は対象年齢が設定されているにもかかわらず、「無料なら良いか」と保護者も安易な気持ちで許可するケースが多いと聞きます。YouTubeなどにおいても人気ユーチューバーが実況動画をアップしており、人気の後押しをしています。また、技術を競う大会なども開催されており、今やほとんどの子ども達が認知しているゲームと言えると思います。

保護者の責任の下、ただ単純にゲームを楽しむだけなら良いのですが、そこに仲間外れやイジメの問題、また金銭トラブルが後を絶たない背景があります。

「おまえいつまでもスキン(ゲーム内で使用するキャラの衣装)ダサいやん!」

「課金しーひん奴はチームに入れへん!」

「俺の家課金したらアカンねん。5000円渡すし代わりにアイテム買って送ってー」

「今度一緒に遊んだるし、アイテム送れ!」

とても小学生や中学生の会話とは思えません。。

一部の子どもの世界では課金をするものが偉い世界になっているようです。
もちろんすべての子どもに共通する事ではないですが。。

このような状況の中、学校現場や教育委員会の出来る事は限られていると思います。基本的にはご家庭での指導が第一条件になると思います。

でも、
「今このような事が起こっている」
「ご自身の子どももトラブルに巻き込まれる可能性は大いにある」

などの事は学校現場からも周知できる事だと思います。
子ども達にもホームルームや学活の時間、道徳に時間に学ばせる機会はあると思います。

正直、学校の先生も子どものゲームの問題にまで関わるほど暇ではないと思います。しかし、現状ゲームがきっかけで、ゲームの世界とリアルの世界の区別がつかなくなっている子どもも多くいるのも事実です。

私たちのような人間が、広く声を聞き、そして問題提起として発信していく事が課題解決への近道だと考えます。

この問題を抱えているのは守山市だけではないと思います。

引き続き調査研究を行い、課題解決に邁進したいと思います。

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