みえ松阪マラソン2023
12月17日、今季1本目のマラソンとなるみえ松阪マラソンに参加してきました。
昨年は親戚宅に泊めてもらいましたが、今回は当日入り。朝5:00に自宅を出発し、7時前に松阪市内へ到着。車を妻に任せてアップがてら軽くコースを走り、コンディション確認。
朝ご飯はおにぎり×2、カステラ、バナナ、スタート前にアミノバイタイルゼリー。食事は2日前からご飯物と麺類で、原則野菜は抜き。
あと、前日にアミノバイタルゴールド(ドリンク)を2本飲みました。
この日の天気予報。見事に爆風!
この大会、去年も大寒波の日を引き当てましたが、今年もまた暴風の日を引き当ててくれました(確かに前日までは異様な暖かさでしたが、この日は気温はともかく風は余計…)
なのであらかじめコースと風向きを照らし合わせ、レースプランをイメージしていました。
今年も11月中旬に関西実業団駅伝があったので、それまで10000m(10km)に焦点を当てたトレーニングを行っていました。
厳密には、下準備として9月〜11月上旬に120'jogを数回と25km走を2回行いましたが、本格的にマラソン練習に移ったのは11月中旬から。ロングジョグをベースとし、11月末に確認の30km build-upを行ったところ、今年の1月と同水準で走れたので2:40〜45では行けるかなーと。
ただ、12月上旬の伊勢ハーフが74分台だったことと、松阪は後半アップダウンのあるコースという点も踏まえ、42〜43分が妥当かなと考えていました。何しろ今季1本目だしとりあえず気楽に行こうと。
ウェアは迷った末、長袖+重ね着で。
スタートはAブロックの先頭。更にその前にSブロックが20〜30名程度。2時間30分台の持ちタイムでもAブロックとはレベルが高い!
しかしスタートロスはほとんどなく号砲。序盤は全日本大学駅伝のコースでもある国道166号線を走りますが、折り返しまではやはり向かい風。なのでペースは無理せず3'50程度で巡航。
14kmあたりからベルファームに向かう2〜3kmの間、強烈な向かい風。田園地帯なので遮るものもなく本当に爆風。おまけに単独走だったのでその効果は絶大。。。キロ4を超えるほどペースダウンしましたが、こればかりは耐えるしかありませんでした。
ベルファームを過ぎた後は引き続き田園地帯を走りますが、カクカクしたコースで向かい風もあれば追い風もある状況。風の影響でハーフ通過はもう少し遅いかと思っていたけど、通過タイムは当初の予定通り。
前半抑えるレースプランを立てていたので、中間点を過ぎ、自分の中でようやく試合開始。方角的にしばらく向かい風区間は少なそうなので、追い風区間は気持ちペースをあげつつ、力はセーブして27kmからのアップダウンに備えます。
26〜27kmで両親と松阪に住む親戚の応援があり、『今70番!』と激励が飛んできました。50位くらいだと思っていたので、思わず振り向いて『70!?』と反応しました(笑)けど徐々にリズムが良くなってきているので、50位以内は入りたいなと。
応援を受けるとすぐ上り区間が開始。コース全体を見ると30km前後に難所が現れる奈良マラソンを彷彿とさせますねえ。笑
ただ、急坂をイメージしていたので、走ると思ったほど厳しい上りではなく(激坂らしいのもなかったし、上ってもそれほど長い上りはなかった)、大幅にタイムロスをするようなものではなかったです。もちろん脚を残していたのもありますが…
とはいえ、高低図のとおり繰り返し坂がくるので、最後の坂を上り切った時は、左腿〜お尻にかけてかなりダメージが来ていました。終盤はフラットなコースとはいえ、もしかしたら持たないかもしれないと。
アップダウンが続きましたが、しっかり踏ん張りました。
そして31km過ぎ?からはトンネル内でプロジェクションマッピングのおもてなし!しかも下ってたからめっちゃ気持ち良く走れた!上りで左腿〜お尻がピンチでしたが、ここで上手く休めたので回復できました。
そしていよいよラスト10km弱。32〜34,5km間は追い風!ペースも3'30そこそこまで上がり、前を走るランナーを次々捉え、気持ち良く巡航。前半溜めていたおかげかエネルギー切れの気配も全くなし。33〜34kmで女子招待選手のコモディイイダの松村さんを抜き、櫛田川沿いのフラットなコースを駆け抜けました。
そして41km地点。ラスト1.2kmを4'20を切ればギリギリ2時間39分台。無風のフラットコースなら切り替えて行けると思いますが、松阪のラストは激坂+強烈な向かい風。さすがに無理だ〜!と思っていましたが、蓋を開けると想像以上の爆風。笑 前半の爆風も強烈でしたが、今日イチの難所がラストでした。
最後は歩くようなペースでフィニッシュ。笑
悪コンディションの中、セカンドベスト!招待選手の川内さんをはじめ、入賞者の方々の結果を見ると記録が出にくいコンディションだったと察するので、このセカンドベストは価値ある結果だったように思います。今年は夏場に調子が上がったものの、9月頃からピリッとしなかったので、久々に納得いく結果になりました。
全体的に前半は向かい風、後半は追い風が多い印象でしたが、その分後半はアップダウンのあるコースでした。ただ、事前に風向きとコースを頭に叩き込んでいたので、走っていて力の入れどころが把握できていたのが大きかったように思います。また、26〜27km地点では70位でしたが、そこからネガティブスプリットでジワジワ上げ、最終的に30人以上拾ったことは、気持ちの面でも後押ししてくれたように思います。
そしてもう一つ。恐縮ながら川内優輝さんと少しお話しさせて頂きました!人柄はもちろん同業種ということで県庁時代から応援させて頂いていましたが、まさかこのような日が来るとは…。初めはこちらがソワソワしていたのですが、それを見て気にかけてくださり川内さんの人柄を感じました。都合が合えば是非和歌山の大会へも…!
今回の結果は東京の35分切りに向けて自信になりました。少なくとも自己ベスト38分台は更新すると思いますが、そこはあくまで通過点なので、3月までにしっかり仕上げていきたいと思います!
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