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【70点営業】でええんやで

このnoteは、3月29日配信のstand.fmの内容をもとに作成しています。


営業職で悩んでいる人
・営業をしているけど、このままやっても売れるようになる気がしない。
・周りと比べても、なんでオレだけこんなに売れないんだ!
・全然、思うように営業成績が出せない

こういった人は、是非読んでみてください。



100点目指してない?


誤解を恐れず言えば、営業されている人、特に若手に多いのではと思いますが、上を目指しすぎなのではないかなと感じています。
僕個人的には、目指すのは、100点ではなく、70点ぐらいでいいんじゃないかと考えています。
70点って聞くと、全然出来てないやん。って思われる人もいるかもですが、僕の認識では、当然、平均よりは上で、トップクラスではない位置の事をを指しています。偏差値でいうと60ぐらいですかね。
このトップオブトップ(100点)を目指すのはいい事ではありますが、場合によっては、必要以上に、自分で自分を追い込んでしまい、鬱や適応障害などの病気になってしまうことだってあります。
また、投下した労力、時間に対する効果が、著しく低くなるケースもあると考えています。
野球で例えるなら、イチローさんや大谷翔平さんを目指すのは自由ですが、努力してその頂に登れる人ってどれくらいの人数がいるのでしょうか?
しかも、そのTOPになるわずかの差に、とんでもない努力がいるんじゃないかなと考えています。


労力と成果


比較が正しいか別にして、僕の次元で言うと、昔、会社の命令で、TOEICっている英語のリスニング(聞く)とリーディング(読む)を測るテストを受験した事がありました。990点満点で、受験生の平均スコアが560点程度、僕がクリアしないといけないのは、800点。
僕みたいに数年とは言わず、1年以内で、800点を取る人も結構います。が、990点満点を取ろうとすると、非ネイティブだと相当大変です。
どれぐらい大変かというと、800点を取るまでに勉強した時間以上に、勉強時間を投下しないといけないんじゃないというレベルです。
(800点までに300時間かかったなら、800→990点取るのに、同じ300時間を要するイメージ)
僕の場合は、それでも無理かもって思ってます。

だからこそ、多くの時間をかけて、トップに到達したら、その見返りは十分あるかもですが、そこにわずかに届かなかったら、その努力は素晴らしいですが、投下した労力と成果が釣り合わないのではないかと思ってしまうんです。

なので、営業で100点を目指すのではなく、70点にしておいて、例えばTOEICで800点とるとか、財務が分かるようになるとか、よく言うキャリア戦略論とかで言われる、掛け算で、付加価値の高い営業になる方がいいんじゃないかと思います。100万分の1の存在とか言いますよね。
どんな分野でも70点ぐらいであれば、投下した時間、労力と成果は比例するだろうし、ほとんどの人が到達可能だと感じています。
70点の営業が使えないかと言えば、そんなことは全くなく、十分戦力になるレベルです。

トップオブトップは、あまり認めたくはないけど、努力以外に才能や運も、かなり影響するんじゃないかなと思っています。
だから、営業が売れるように、できるようになろうとするのはいい事だけど、目指す先をトップにせず、70点ぐらいにしておいて、営業以外にも時間を投下するという考え方もありだと思ってます。

なので、いつも出来ない、出来ないと自分を責めるのではなく、100点でないとダメと思わず、70点の自分を認めてあげるのも必要じゃないかなと。
昔、トップ営業にどうしたらなれるんだろうと、それと比べて、ずっと苦しんでいた自分に言ってやりたいと思います。


それでは、また。



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