タイでマッサマンカレーを食べました
世界で最も美味しいと言われているタイのマッサマンカレーの有名店を2店舗食べてきましたので、その状況をご報告します。
ちなみに、私は大の辛いもの嫌いで、ちょっとでも辛いものを食べると頭から汗が吹き出し、舌が痺れて味がわからなくなるほどです。
テレビなどで、辛いものを食べている人を見るだけで、汗が出てくるような体質なので、普通カレー屋さんに入ってカレーを食べるようなことは出来ない人間なので、普通の人とは全く違う感想になるかもしれません。
クルアアロイアロイ
タイのマッサマンカレーといえばここ!というぐらいの有名店です。
マハナコーンタワーから歩いて10分ぐらいのところです。
目の前にはヒンドゥー教の寺院があり、お祈りのためのお花を売る店に隠れて分かりづらいですが、黄色い色の建物の中にあります。
東南アジアによくある、店の入り口で調理して、すぐ出せるようにするスタイル。このお店はとても清潔な感じでした。
豚肉も鶏肉もフォークとスプーンで崩して食べられるくらい、ほろほろに煮込んであります。じゃがいもは、4分の1の大きさでゴロっとして入っており、煮崩れておらず、とてもいいバランスで煮込まれています。
ココナッツミルクで味付けしているだけあって、辛いものが苦手な私でも、美味しく食べることができます。甘いカレーということではなく、スパイスもしっかり聞いており、初めて食べた味で感動しました。
スープの底にはピーナッツが入っており、そちらも味の奥深さを出しています。
辛さが苦手な人はちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、しかしすごいコクがあり、私にとっては生まれて初めて美味しいと感じたカレーでした。
それと驚くべきはこのカレーの価格で、チキンもポークも100バーツ(約450円)タイ米は10バーツ(約45円)なので、500円で食べられるということになります。
多分日本では1500円ぐらいはするでしょう。
タイの物価は、マハナコーンの展望台に登るのに4000円もするぐらい、日本と比べても高いところもありますが、ここのお店はとても良心的な価格設定だと思います。
こちらのお店は、営業は17時までなので、ディナーには利用することは出来ません。また、座席のスペースは狭く、ギリギリ詰めて20人が座れるかどうかというようなところなので、ゆったりと食事を楽しむということは出来ません。2階席もあるようでしたので、もう少しキャパはあるかもしれまえん。
タンプリン シーロム店
こちらはバンコクに3店舗ぐらいお店を持つチェーン店です。
クルアアロイアロイとは異なり、カレーだけ出す店ではなく、タイ料理全般を出す高級なファミリーレストランのような店です。
クルアアロイアロイより徒歩5分ぐらいの位置にあります。
ここでディナーでマッサマンカレーを食べに行きました。
ちなみに、マッサマンチキンカレーにはロティは付いてきません。
味は、クルアアロイアロイに比べて少し辛い感じがしましたが、普通の人にとってはそんなに辛くはないと思います。
ポークもチキンも大変よく煮込まれており、どちらも大変美味しかったです。
こちらのお店には、小さな玉ねぎが一つゴロッと入っており、フォークとナイフで崩して食べました。逆にじゃがいもは見当たらなかったです。
唯一大きな違いは、価格の違いです。タンプリンは高級ファミレスであり、サービス料10%と消費税7%が別に請求されます。したがって、約3倍ぐらいの価格差があります。
2店舗を食べ比べてみて
味で言うと、2店舗とも本当に美味しいマッサマンカレーでした。
お店の形態が、すき家かデニーズかの違いであり、少人数でお昼を軽く食べにいくのであれば、安くて美味しいクルアアロイアロイの一択ですが、
ディナーを食べにいくのであれば、タンプリンしかありません。
また、クルアアロイアロイの方は地元民の食堂に近い雰囲気があるので、あまり東南アジアに行き慣れていない人を連れていくのは難しいかもしれません。それと、団体客で、10名とか一気に押し寄せてもお店に迷惑をかけそうなので、そういう人たちはタンプリンがいいと思います。
今回の旅行で初めて知ったマッサマンカレーですが、私は本当にハマってしまいました。この後チェンマイにもいくので、できればチェンマイのマッサマンカレーもレポートしたいと思います。
それでは、何か皆様のお役に立てれば幸いです。