グラーシュスープ作りに再挑戦
お仕事でつい夢中になってしまい、腰を痛めてしまいました。
なので週末は釣りに行く予定でしたが、自宅でゆっくりすることにしました。
とは言ってもダラダラできない性格なので、以前に失敗したハンガリーの郷土料理であるグラーシュスープ作りに再チャレンジしてみることにしました。
前回は、市販のコンソメやブイヨンを使わず、牛肉だけでどれだけ出汁がでるか?という実験でしたが、見事失敗してしまいました。
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そこで、今回はフォンドボーの作り方を応用して、しっかり出汁を取ることにしました。
まず用意したのは、玉ねぎ、トマト缶、自作乾燥セロリ、ニンニク、ローレル、そして鳥の手羽元です。
手羽元は、鶏がらに比べ、皮からも濃厚な出汁が出るのと、出汁を取った後も別の料理に仕えるので重宝します。
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これらの材料は、スキレットで軽く焦げ目が付くまで火を通しました。
火を通した材料は、沸騰したお湯の入った圧力鍋に入れ、弱火で煮ていきます。
その間に買ってきた牛スジ肉を別の鍋で煮て、余計な脂肪分を落としました。
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牛スジ肉を煮たお湯を捨て、スジ肉を一口大にカットしていきます。
次にみじん切りにした玉ねぎ、ニンジン、トマト缶の残り半分とニンニクパウダー、ジンジャーパウダー、コショウ、チリペッパーをスキレットで炒めていきます。
差し水をしながら、約1時間ほど炒めると、トマトが化学変化を起こして、ミートソースのような香りになります。
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ここで一端火を止めます。
フォンドボーの材料がいい感じに煮えたら火を止め、圧力鍋の圧力が低下するのを待ちます。
圧力鍋から、手羽元すべてを取り除き、取り除いた手羽元には塩コショウ、ガーリックパウダー、バジルを振りかけて次の日の弁当のおかずにしました。
さて、先ほど湯煎した牛スジ肉を圧力鍋に入れ、再度弱火で煮込んでいきます。
40分ほどで、スジ肉もホロホロになります。
その後、カットしたピーマン、ラディッシュ、マッシュルームを入れ、煮込んでいきます。
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この時は、圧力をかけず、普通に煮込みます。
具材の野菜に火が通ったら、先ほど1時間かけて炒めた玉ねぎ、ニンジン、トマトを鍋に投入します。
最後に、パプリカ、クミン、オレガノ、バジル、塩、砂糖、コショウで味を整えて完成です。
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早速、実食してみましたが、手羽元の濃厚な出汁とフォンドボーの野菜ブロスがミックスされた深い味わいが出ていました。
一晩寝かせて具材が馴染めば、さらに美味しくなると思います。
今回は、なかなか満足のいく煮込み料理ができました。