過去問の肢別問題集
宅建終わりました。勉強不足でほとんどわからないのに、2時間も試験会場に座っているのがすごく辛かったです。
ただ、短い学習期間でしたが、勉強の仕方については考えさせられるところがあり、来月の行政書士、それから元の司法試験の学習と続けて行くのに、「肢別問題集」というのはどのくらい使えるのだろうかということが気になりました。
肢別問題集とは、過去十年弱~数十年分の各問題の選択肢の一つ一つを、一問一答の形式に書き換えて分野別に纏めたもので、同じ分野に属する過去問を集中的に、一問一答の形式で確認できるという利点を備えたものです。
覚える内容が多い宅建業法だと、条文のどのあたりが集中的に問われているかがよく分かる上、一度見た関連する用語、数字などを後で見る機会も多くなり、細かい知識の定着には適しているように思えました。
また、民法の肢別も、条文の文言のどこに注目して理解する必要があるか、他と比較してどう違うか、条文が想定している典型的な事例がどのようなものかが分かりやすく、単純に頭から条文を読むよりはずっと、知識の定着が良いように思いました。
そこで、行政書士試験も肢別問題集を使ってはどうかと思って、まず憲法の問題を見てみたら、こちらは全く良い感触は得られなかったです。
科目毎に肢別を使うものとそうでないものを使い分けた方が良いのかもしれません。でも、そんな器用なこと、みんなしてるんやろうかと疑問にも思います。