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論文学習:文章を覚えるということ(司法試験)

最近は、夜勤バイトのない日も、ネットカフェで勉強しています。短答過去問と平行してここ1ヶ月ほど取り組んでいるのが、論文過去問の模範答案を10分で忘れても良いつもりで、数段落づつの単位で覚えて、書き出していることです。

これまで学生時代から社会人時代含め、今までの学習で暗記というのはしたことがありません。納得して、理解したことなら勝手に記憶に残るので不要と思い、英語からプログラミングから、全て対応して来ました。

ただ、司法試験の論文を書けるようになることを考えると、覚えるということから逃げる訳に行かないことを痛感し、短時間で良いから覚えて文章を再生できるようになるように取り組んで見たところ、一旦記憶に残した方が理解が格段に進むことに気づきました。

また、記憶を再生する過程での覚え間違いから、逆に、自分の理解の度合いも測れることに気付きました。

内容のない、抽象的な、骨組みにようにしか思えなかった規範が、ちゃんと事案の当てはめに堪えうるような「表象」として利用可能な状態になっているか、それが、ちょっとづつでも覚えて書き出すという作業を挟むだけで確認でき、1度では無理でも数度繰り返しさえすれば記憶に残せそうな程度に印象に残ることが分かりました。

具体的なやり方は、マーカーを使って穴埋め問題のようなものを作って、マーカーの箇所を色調を調整して隠して再生するという作業を繰り返しているだけですが、色んなことに気づくのが楽しくて、5時間、6時間くらいならすぐ、時間が経ってしまいます。

R2年度 予備試験

穴埋めの箇所に深い意味はありません。

文章を丸ごと覚えるよりは、覚える作業を定型化しやすいので行き着いた方法ですが、慣れてきたらマーカー無しでも進められそうです。

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