カラーのE-inkタブレットを誉め讃える話(Bigme)
先日Kindle Scribeと一緒に買った、カラーのE-ink Androidタブレットです。
OSがAndroidなので、Kindleや楽天Kobo、Google Play Booksといった使い慣れた書籍閲覧アプリやPDFリーダーなどが全部使えます。
Kindleや楽天Kobo謹製の電子ブック端末と違い、ストアを問わずに電子書籍が読めます。今や、僕の読書用端末として、一番使用時間が長いです。
ただ、こういったAndroidアプリは、もともとE-ink用に作られたものでないため、表示や使い勝手が微妙なのも確か。
このBigmeだと、使うアプリ毎に色調やコントラストを変更、設定できるため、アプリインストール直後の微調整作業は必須です。Kindleは何も設定しないままだと、4色のマーカーのうち2色ほどが、色が薄過ぎて識別できません。頑張って微調整しても、3色の識別が精一杯。無理にコントラストを上げると画面の更新速度に酷い支障を来します。
これ以上コントラストを上げると画面の更新が遅くなる上、動きももっさりなるのでこの設定で使っています。
黄、青、赤が使えれば、何とかなるかな。
法律の本は文章の構造がややこしいものが多いため、僕はマーカーを使わないと内容が読み取れません。あと、論文学習用に基本書に趣旨・規範、定義といった暗記しておきたい事項をマーカーで強調して一元化していますが、そのためにも、色付きで読書できる端末が絶対必要でした。
あと、個人的にカラーで嬉しいのが、カラフルな図版が豊富なアメリカの大学の教科書。普通のタブレットの方が全然きれいだけど、十分許容範囲でした。
読書用途以外には良いところの無さそうな、このE-inkのAndroid端末ですが、僕は10年以上前から使っていて、今や、3代目です。モノクロ2台、今回のカラーは初。
初期の楽天Kobo端末と先日買ったKindle Scribeも含めれば5代目です。初期の楽天Kobo端末はAndroidベースで、Amazonのストアで購入したアプリがインストールできたため、Kindleや他の読書アプリも使用できていました。
昔はかなりお買い得で優秀だった楽天。ただ、海外の質問サイトによると、今年発売されていたカラーのE-ink端末では、他のストアのアプリをインストールするのは無理だそうです。残念。
KindleのE-ink端末も、Kindle Scribe含め、他の電子ストアのアプリはインストールできません。
メモアプリが優秀なので全然良いのですが。