Idler's Dream
黄金色に輝く君の眼には
光が輝きだし
それに包まれた僕は
胸の鼓動が大きくなる
天上の血潮
君から送られたもの
天上の大海原
君が口にすることができるもの
決して終わることのないその日に
僕たちは出会うだろう。
天が意図したやり方で
僕たちは挨拶を交わすだろう。
君は優しく木の葉に僕を預けてくれる。
君は眠りについた僕を包んでくれる。
何も言わなかった。
できれば伝えたかった。
祈ることも出来なかった。
良くないことだと思っていたから。
僕は望む。
石のような僕の心を
あなたが砕いてしまわないように。
僕は叫びたくなんかない。
ひとりで目覚めたい。
そして、目を閉じると
空が赤く染まる。
僕は気付く。
あなたが何者なのかということに。
あなたはのらくら者の夢なんだ。
こんな人間のために
あなたはシャングリラを歌ってくれる。
シャングリラを歌う。
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