AIおすすめ！地味だけど役立つExcelの関数20選
Excelには「VLOOKUP関数」や「IF関数」のような有名な関数以外にも、地味だけど超役立つ関数が多数存在します。
この記事では、あまり知られていないけれど知ると業務効率が大幅にアップする（かもしれない）Excelの隠れ便利関数を今話題のAIさんに伺ってみました！
お役に立つかはわかりませんが、ぜひ話のネタにでも覗いて行ってください。
1. ARABIC（ローマ数字を数字に変換）
• 概要: ローマ数字を通常の数字に変換します。
• 使用例: =ARABIC("XIV") → 14
• 具体例: 会議資料で「第I期」「第II期」とローマ数字で記載された内容を「第1期」「第2期」のように変換してわかりやすくします。
2. FORMULATEXT（セルの中の計算式を表示）
• 概要: 指定したセルに入力された計算式を文字列として表示します。
• 使用例: =FORMULATEXT(A1) → =SUM(B1:B10)
• 具体例: 他の人が作成したExcelシートの計算式を確認するときに便利です。数式がどのように構成されているのかを簡単にチェックできます。
3. HYPERLINK（クリックできるリンクを作成）
• 概要: URLやファイルへのリンクを作ります。
• 使用例: =HYPERLINK("https://example.com", "公式サイト") → 公式サイト
• 具体例: 商品リストのセルにリンクを作成し、各商品の詳細ページにワンクリックでアクセス可能にします。
4. PHONETIC（ふりがなを表示）
• 概要: 漢字や名前に振られたふりがなを取得します。
• 使用例: =PHONETIC(A1) → ヤマダタロウ
• 具体例: 顧客名簿をふりがな順に並び替える際に使えます。名前が漢字で入力されていても、ふりがながあれば簡単に並べ替えが可能です。
5. INFO（Excelやシステムの情報を表示）
• 概要: Excelのバージョンやシステム情報を取得します。
• 使用例: =INFO("os") → Windows
• 具体例: 他の人のパソコン環境を確認したいときに使えます。特に、ファイルの動作確認や保存先の確認に便利です。
6. CELL（セルの情報を取得）
• 概要: セルの位置やフォーマット情報を取得します。
• 使用例: =CELL("address", A1) → $A$1
• 具体例: 特定のセルがどの位置にあるのか確認したいときや、データ処理の自動化に活用できます。
7. AREAS（範囲がいくつあるかを数える）
• 概要: 指定した範囲内に分割されたエリア数を返します。
• 使用例: =AREAS((A1:A2, B1:B2)) → 2
• 具体例: 複数のデータ範囲を扱う計算式で、範囲の数を確認したいときに使えます。
8. CHOOSE（選択肢から1つを選ぶ）
• 概要: リストから指定した順番のデータを取得します。
• 使用例: =CHOOSE(2, "りんご", "バナナ", "オレンジ") → バナナ
• 具体例: プレゼンテーション用のスライドで日替わりメニューやランダムな内容を簡単に表示したいときに活用できます。
9. MOD（割り算の余りを計算）
• 概要: 割り算の余りを返します。
• 使用例: =MOD(10, 3) → 1
• 具体例: 奇数・偶数の判定に使えます。たとえば、MOD関数を使って奇数の場合は「○」、偶数の場合は「×」と表示する条件を設定できます。
10. ROMAN（数字をローマ数字に変換）
• 概要: 数字をローマ数字形式に変換します。
• 使用例: =ROMAN(2025) → MMXXV
• 具体例: プロジェクト名やバージョン番号をローマ数字で表示して、デザイン性や視認性を向上させるときに便利です。
11. T（文字列だけを返す）
• 概要: セルに入力された文字列のみを返します（数値や空白の場合は空文字を返します）。
• 使用例: =T(A1) → Hello
• 具体例: 数値と文字列が混在するデータから、文字列だけを抽出して別の処理に使いたいときに活用できます。
12. TYPE（セルのデータ型を判別）
• 概要: 指定したセルのデータ型を数値で返します。
1 = 数値、2 = 文字列、4 = 論理値（TRUE/FALSE）など。
• 使用例: =TYPE(A1) → 1（A1が数値の場合）
• 具体例: データが文字列なのか数値なのかを確認して、数値以外の場合にエラーを防ぐ処理を組み込みたいときに便利です。たとえば、数値のみを計算対象にしたいときに使えます。
13. ISFORMULA（セルが数式かどうかを判定）
• 概要: セルに数式が入力されている場合、TRUEを返します。
• 使用例: =ISFORMULA(A1) → TRUE（A1が数式の場合）
• 具体例: データに入力ミスがないか確認したい場合に便利です。たとえば、合計欄に数値が手入力されている場合、この関数で数式が入っていないことを検出できます。
14. EXACT（文字列が完全一致するか判定）
• 概要: 2つの文字列が完全に一致する場合にTRUEを返します。大文字と小文字も区別します。
• 使用例: =EXACT("Apple", "apple") → FALSE
• 具体例: 顧客リストや商品コードの入力ミスを検出するときに活用できます。同じ文字列であるかをチェックして、異なる場合にアラートを表示することができます。
15. SUBSTITUTE（指定した文字列を置き換え）
• 概要: テキスト内の特定の文字列を別の文字列に置き換えます。
• 使用例: =SUBSTITUTE("a,b,c", ",", "-") → a-b-c
• 具体例: 商品リストでカンマ区切りをハイフン区切りに変更したり、不要な文字を削除してデータを整形する際に役立ちます。
16. CONCAT（文字列を連結）
• 概要: 複数の文字列を1つに結合します。
• 使用例: =CONCAT(A1, B1) → 山田太郎
• 具体例: 名簿データで「姓」と「名」を結合してフルネームを作成する際に便利です。また、商品名やコードを組み合わせた独自のID作成にも使えます。
17. TRIM（余分なスペースを削除）
• 概要: 文字列内の不要なスペースを削除します（単語間の1つのスペースはそのまま）。
• 使用例: =TRIM(" 山田 太郎 ") → 山田 太郎
• 具体例: コピー＆ペーストしたデータで、余分な空白が混じっている場合に使います。たとえば、顧客名簿のデータを整理するときに役立ちます。
18. REPT（文字列を指定回数繰り返す）
• 概要: 指定した文字列を指定回数だけ繰り返します。
• 使用例: =REPT("*", 5) → *********
• 具体例: レビューシステムで星マークを評価として表示したり、見た目で強調する記号を繰り返し表示する場合に活用できます。
19. PROPER（文字列の各単語の先頭を大文字に変換）
• 概要: 各単語の先頭を大文字に変換し、残りを小文字にします。
• 使用例: =PROPER("hello world") → Hello World
• 具体例: 英文の名前や文章を整える際に便利です。たとえば、データベースで全て小文字で入力されている名前を見やすくフォーマットします。
20. LEN（文字列の長さを取得）
• 概要: セルに入力された文字列の文字数を返します。
• 使用例: =LEN("Excel") → 5
• 具体例: 商品コードやID番号の桁数が正しいかを確認するときに活用できます。たとえば、12桁のコードが入力されているべき場所に、誤って10桁のコードが入力されている場合を検出できます。
【まとめ】Excelの「隠れ便利関数」を使いこなそう！
Excelには、普段目立たないけれど、知ると作業効率を飛躍的に向上させる便利な関数がたくさんあります。
今回紹介した20個の関数を駆使すれば、データ処理や分析のスピードが劇的にアップします。
業務の中で「これは使えそう！」と思った関数を、ぜひ積極的に取り入れてみてください！
以上、AIさんからでした。
使い所がイマイチよくわからない関数が多い印象ですが、人によっては「おっ、これは！！！」と思う関数もあるかも？？
ちなみに個人的には20番のLEN関数はたまに使ってます☆
Excelの関数は本当にたくさんあるので、他にも実は便利な知られざる関数あるかもしれません。
ぜひ探してみてくださいね。