【SUBTOTAL関数】非表示行は含まず計算!一つの関数で22個の集計方法あり⭐︎
例えばフィルターをかけた時に、表示された値だけ合計したり文字列が入った行だけカウントしたりできる関数です。
数式
=SUBTOTAL(集計方法,範囲 1,[範囲 2],...)
集計方法
(1〜11:非表示行を含む/101〜111:非表示行を含まない)
1:AVERAGE(平均値)
2:COUNT(数値の個数)
3:COUNTA(データの個数)
4:MAX(最大値)
5:MIN(最小値)
6:PRODUCT(積)
7:STDEV(不偏標準偏差)
8:STDEVP(標本標準偏差)
9:SUM(合計値)
10:VAR(不偏分散)
11:VARP(標準分散)
✔︎作成例①
B2からB10に入ってる金額の合計を出す。
◆引数入力例
集計方法:109
範囲:B2:B10
◆数式例
=SUBTOTAL(109,B2:B10)
◆説明
金額の合計なので、合計値である9を入れてます。
なおかつフィルターかけた時に非表示になったセルは計算して欲しくないので、非表示行を含まない109にしてます。
✔︎作成例②
B2からB10の範囲内で数値が入ってるセルがいくつあるか調べる。
◆引数入力例
集計方法:102
範囲1:B2:B10
◆数式例
=SUBTOTAL(102,B2:B10)
◆説明
今度は値の合計ではなく、値が入力されたセルが何個あるかを数える方法です。
まとめ
今回のSUBTOTAL 関数は、私の周りでは使ってる人もほとんどおらず、ちょっとマイナーな関数ですが知ってるとふとした時に役立つ時もあるかと思います。
私自身、伝票処理とか「○件中○件終了」みたいな感じで表示させるように使ってたりします。
ぜひ覚えてみてくださいね。