メガネを売るな、ラーメンを売れ
個人ビジネスをやっていると、こんなことを聞きませんか?
ファン化すればなんでも売れる。
とにかくファンを増やせ。
今の時代は「何を」言うかではなく「誰が」言うかだ。
この考えは危険だなと。
考えてみてください。
例えばあなたはHIKAKINさんのことが好きだとします。
HIKAKINさんがオリジナルのメガネを販売しました!
となったら、欲しいと思いますか?
いくらHIKAKINファンでも欲しいと思う人はそんなにいないんじゃないかと思います。
これがファン化至上主義の危険なところです。
危険というかもったいないって感じですかね。
以前、HIKAKINさんのみそきんというカップラーメンが大流行し、買いたいのに売り切れで買えない人が続出したことがありました。
メガネは売れないのに、ラーメンは売れる。
なぜでしょうか。
結論、あれは「カップラーメンが食べたい!」と思われたから買われたんです。
みんなカップラーメン大好きですし、人気のあるHIKAKINさんとの掛け合わせなので売れまくった。
一方、メガネは使う人が限られるので、カップラーメンに比べ、欲しい!という人が圧倒的に少ないはずです。
もちろん他にもマーケティング観点で売れた要因はあったと思いますが、そもそも「売れるもの」ではないと、何をやっても売れる数は限られますよね。
大小関わらずビジネスでやってしまいがちなのが、「自分の好きなものを商品にしてしまう」こと。
もったいないです。
どうせやるなら、好きなものではなく「市場が求めているもの」を売りましょう。
スモールビジネスをやっている人や有名人ではない個人ほど重要な考え方だと思います。
時間をかけて作った商品が売れないと寂しいし、時間は有限ですから。
では、どうやって市場が求めているものを把握するのか?
そのためには「PMFを達成する」必要があります。
市場のニーズを調査・分析し、その結果に基づいて商品を出し、商品を出した後も市場の反応を見ながら微調整をしていく。
このPDCAを回すわけです。
以上が「メガネではなくラーメンを売れ」の意味です。
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あと、物を売ると言う意味では、こちらも参考になると思いますのでぜひ。
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