蒼汁 - 衝撃のVALORANT公式キャスターデビュー
『VALORANT Challengers Japan 2023 Split 1』Main Stage Day1~2の公式放送が、2023年1月28日(土)~29日(日)に実施されました。この配信で、新たな公式キャスターとしてデビューを果たした「蒼汁さん」が衝撃的でした。
デビュー戦とは思えない溶け込み感
何が衝撃的だったかといえば、デビュー戦とは思えないVALORANT実況への溶け込み感です。
ハースストーンのキャスター出身でキャリアがあるとはいえ、デビュー戦であれば試合の流れを丁寧に実況出来ていれば御の字ではと思うところですが、蒼汁さんは違っていました。
VALORANT公式実況には2年を超える歴史があり、いまでは型とも言えるフォーマットがいくつか存在しています。青汁さんは、基本の実況部分をそつなくこなしながら、その型に対応した上でさらに独自の表現なども披露していました。
抜きましたかいま
2012年にCounter-Strikeの実況で飛び出したOooDaさん、QoofooRiNさんによる実況ネタが、いまでも引用・発展させて使い続けられています。
参考動画:Asia e-Sports Cup 2012 - Noppo vs Asking Questions
https://www.youtube.com/watch?v=HF7aikEY1zM
これを完全に理解した上で使いこなしているのが以下になります。
命のラウンド
VALORANTがリリースされた2020年の実況において、裏切りマンキーコングの西澤さんが発した「命のラウンド」も的確に使用していました。
実況あるある&VALORANTネタ対応
ゲームの流れが変わったと思われる展開となった時、配信コメント欄に「流れ変わったな」の書き込みが行なわれるのが定番ネタとなっています。
このネタに触れつつ、話の流れに合わせてゲームに登場するハーバーがアルティメットを放つ時のセリフ「流れを変えるぞ!」に絡めたやりとりも披露していました。
これをデビュー戦でやるのは驚きです。
独自な表現
蒼汁さんはリズム表現を組み込んで実況するシーンがあり、これがとても印象的でした。
このクリップをTwitterに投稿をしていたのですが、「面白い」というような反応が非常に多くなっていました。
上記のような、遊びの表現はOooDaさん、岸大河さんたちベテラン勢が得意とするところです。
ワイヤレスヘッドホンを着用して画面を見ずに実況音だけ聞いていることもあったのですが、「実況担当、岸君だっけ?」とか「これOooDaさんがやりそうな表現だな」と感じるようなシーンが多くありました。
これまでのVALORANT実況を見聞きしたり研究していなければ、こんなにも馴染んだ実況は出来ないはず…ということで、蒼汁さんはVALORANT公式キャスターとしてデビューする上で徹底した準備をしてきたのだろうと思わされました。
ハースストーンのミームを持ち込むなど、今後も独自の実況を楽しみにしています。
蒼汁/Masaya Furutani さんTwitter
https://twitter.com/Aojiru2581
VALORANT Challengers Japan Twitter
https://twitter.com/valesportscl_jp
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