入社半年の人事コンサルがEnployeeExperienceを考える
9/25
こんばんは。
バンクシー展の予約を来週にして、今から楽しみなおむすびです。
今日やったこと
・仕事(8h)
・三体読む(2h+これから)
私は普段、人事コンサルとして働いています。
新卒なのでこれから勉強という感じではありますが。
今日はそんな中でも、EX(エンプロイーエクスペリエンス)についてのインプットをしていました。
実は休みが多い日本の会社。
働き方改革の推進が謳われていますが、中々超えるべき課題が多そうです。
確かにスタッフの勤務時間は削減できています。が、求められる成果は以前と変わらない。
すると、成果を維持するために
・管理職の仕事が多くなる
・スタッフの心労が大きくなる
という事態が起きています。
働き方改革は、「長時間労働による労働者の過重負担を削減する」目的のはずです。
この目的は確かに達成していますが、管理者とスタッフの心労にその皺寄せが及んでいます。
根本的な解決がなされていないことは明白ですねえ。
じゃあどうするか?
まずは、働き方改革の目的をしっかり明確にする必要があると思います。
個人的に思うのは、「労働者が気持ちよく働いて、高い成果が出せる」のが、ざっくり働く組織の理想系です。
この理想形を「労働者が気持ちよく働いて」と「高い成果が出せる」に分解して、適切な策を軽く紹介します。
労働者が気持ちよく働くために
まず、「労働時間が短いと労働者が気持ち良く働けるか?」と聞かれたら、「それは人によりますね」です。
仕事大好きな人はずっと働いていたいでしょうからね。
お金稼ぎたい人や成長したい人もです。
ここはしっかり見極めが必要で、
「労働者の仕事以外にやりたいことをする時間が、仕事に侵食されている」
状態があかんのです。これをはっきりさせておきましょう。
その上で、社員が気持ちよく働けるのは
「好きな時に、好きな場所で、好きな分だけ、好きな人と働ける」
と僕は思います。
どういうことか、詳しく書いていきます。
・「好きな時に」&「好きな場所で」働く
これはリモートワークが進んだ今、解決され始めている観点ですね。
スマートワークを推進していくのが最重要課題です。
・好きな分だけ働く
労働者が気持ちよく働くためには、「好きな分だけ働くのは大事です。
しかし、会社は成果を出す為に出来るだけ長く働いて欲しいですよね。
だから、労働者の中での仕事の優先順位を上げる、つまり仕事を好きになってもらう必要があります。
「好きになってもらう」という言葉にした理由は、給与以外で仕事の魅力を見出してもらう必要があるからです。
仕事を好きになってもらうために、1番効果がでかいのは、
「社員が、やりたい仕事をやりたいようにやって、成果がでる」
だと思います。
やりたい仕事っていうのは、なるべく社員の希望に沿った人員配置とかですね。
んで、やりたいように働くためには、いくつか要素があります。
が、逆にやりたいように働けなくてイライラする時に多いケースを今回は考えましょう。
具体的にどんなケースかと言えば
上位者の承認を得るまでやりたいことができない
だと思います。
この不満の解決および変化が早い現代で成果を出すために必要なのが、ネットワーク型組織です。
高い成果を出す為に
先述した「ネットワーク型組織」が高い成果を出す為の型として、トレンドです。
従来のピラミッド型組織と違い、1番上に意思決定者がいるにしても、それ以外の小チームにほぼ上下関係がありません。
いくつもの小チームが相互に関係しながら、自律的に作用していきます。
こういうチームは上位者の承認をいくつも経る必要がないので、環境変化にもすぐに対応してトライアンドエラーができます。
なので、成果もしっかり出るし、組織に対して余計なイライラも生みません。
このネットワーク型組織。
トライアンドエラーがたくさんできるのは良いですが、トライの質も上げていきたいですよね。
ピラミッド型であれば、トライする前に上位者の承認を得る必要があるので、トライの質を上げることができます。
つまり、トライの質を上げるためにネットワーク型組織でも意識的にレビューのタイミングを増やす必要があります。
これまで上位者は
承認・評価のためにレビューしていました。
が、、これからは
トライの質を上げるための支援としてのレビュー
にしていく必要があり、短サイクルで高頻度に行っていく仕組みが必要になっていきます。
かなり長尺のnoteになってしまいましたが、最後に一つだけ。
より高く成果を出す為には、業務効率化・業務拡大化は不可欠です。
そのためにITの力を借りるのです。
とかとか、ちょっと疲れちゃったのでこの辺にしておきます。
まとめると
・会社は、「労働者が気持ちよく働いて高い成果が出せる環境」を作る必要がある
・気持ちよく働くためには、スマートワークを推進させて、「好きな時間・場所で働ける」を実現する
・仕事を好きになってもらうためのアプローチとして、「成果を出してもらう」がある
・変化が早い現代で成果を出しやすく、且つ上位者の承認を得るという不満が生まれるフローを作らないネットワーク型組織がトレンド
・ネットワーク型組織は、高速トライアンドエラーができるが、そのトライの質を上げるためにも、「上位者が支援として、短サイクルで高頻度にレビューする」状態が理想
・また、成果を出すためには、業務効率化や業務拡大化が必須で、テクノロジーを用いるべき
こんな感じです。
今回かなり思いつきで書いたので、また書く時は予め構造化して、理想だけで終わらない現場に落ちる話をしようと思います。