直腸カルチノイド闘病記3 〜病理検査編〜
6/25に人間ドックで直腸に粘膜下腫瘍発見、7/29に内視鏡で切除、そして8/8には切った腫瘍の検査結果が出るとのことで診察に行ってきた。事前に直腸カルチノイドの可能性が高いよと執刀医から聞いていたこともあり、心の準備は万全。
結果、神経内分泌腫瘍(NET)という診断であった。これは初心者は何のことかわからないと思いますが、カルチノイドというのは昔そう呼ばれていた俗称のようなもので正式には神経内分泌腫瘍と言われているのです。これでいわゆる直腸カルチノイドであるということが確定した。そして医師からは直接説明がなかったが、病理検査の結果を見せてもらうとG1という文字が見えたので、カルチノイドの中では最も悪性度の低いグレードのものであるということがわかった。切除した腫瘍の大きさは5ミリ程度だったらしい。リンパ管侵襲なしという文字も見えたので安心した。脈管侵襲については細かく色々書いてあったがよく見えなかった。脈管侵襲の疑いはあるということなんだろう。担当医の説明では年に1回程度大腸内視鏡検査をして、様子を見ていきましょうとのことでほっとした。
帰宅後は安心して子供らとドラえもんの映画を見に行ったのだが、映画館で電話が何度も鳴動している。番号を調べると病院からのようなので嫌な予感がよぎる。かけ直すとやはり担当医からで、綺麗に腫瘍が切れているか追加検査をしており、その結果を伝えるのでまた来週来てほしいとのことだった。なにやら担当医の上医のご意向のようである。
追加手術の可能性があるのかなー。嫌だな。とりあえずまた一週間もやもやを抱えて過ごすことになってしまった。