台湾でのリモートワークを快適にするためにやった4つのこと
はじめまして、マネーフォワード XのUIデザイナーの楊です。訳あって今は一時的に台湾に帰ってリモートワークをしていますが、海外でリモートワークをする時にやったことや気付いたことなどを紹介したいと思います。
ネット環境はセキュリティに気を付ける
セキュリティ対策のために、実家のパスワードのかかっているWi-Fiルーターを繋げています。
スマホは日本のものなので、プライベートの外出などのためにポケットwifiをレンタルしています。
外のカフェなどで作業せず、完全に自宅リモートですと日本と環境はそんなに変わりません。オンラインMTGも変わらず特に違和感なく行えています。
仕事部屋とデスク周りを整備
実家は書斎があり、その部屋を仕事部屋として使っています。広いデスクではありますが、母が使ってたので最初は私物がたくさん置いてありました。汚れもあったりするので思い切って整理・清掃をして快適になりました。
椅子もありますがオフィスチェアではなく、普通の木製の椅子です。日本の自宅も木のダイニングテーブルセットだったので、日本とあまり変わらない環境で整えていました。
タイムゾーンは日本のママに設定する(任意)
海外に行くと基本日本とのタイムゾーンも違ってくるので、色々ツールなどの設定が必要です。
・PCのシステム時間
・グーグルカレンダー
・Slack
・物理の腕時計
使っているツールなどをまとめてみると大体上記です。本来であれば全て現地時間に設定するのですが、私はあえて全て日本のままにしています(PCとか自動で現地時間に変更する場合があるので自動変更されたら戻す操作が必要)。
方針としては、仕事している時見えている時間は全て日本時間に統一していることです。
なぜそうしたのかというと、台湾と日本は時差一時間のみ、大した差がないので日本に合わせています。
日本時間に合わせると仕事感覚もブレないです。特に定例など日本にいた時「毎日の14時定例があるよな」という感覚で慣れているので、その感覚をそのままにしたいです。
また、「12時くらいがお昼の時間だな」「19時なのでそろそろ上がりだな」とか、ルーティンは日本時間に合わせると感覚もブレないです。
グーグルカレンダーは、セカンダリタイムゾーンを表示する機能もありますが、逆にごちゃごちゃになって混乱しそうで使っていません。
設定方針については、人によって違うので正解はないかもしれません。日本のままにするか、台湾(現地)にするか。いずれにせよ統一した方が良さそうです。
Slackのタイムゾーンについては、自分が見るというより、他のメンバーにあなたの現地時間は何時か見てもらうための設定です。欧米だと昼夜逆転の場合もありますので深夜にメンションが飛んでこないように、ちゃんと設定しましょう。
腕時計も、二つ持っているので仕事用とプライベート用で分けていてそれぞれ日本時間と台湾時間にしています。スマホも設定できますが、プライベートでの利用の方が多いので台湾時間にしています。仕事のオンオフ切り替えにも役に立っています。
生活に必要な台湾のアプリをダウンロード
生活基盤を整えるため色々現地アプリサービスを登録しました。仕事のためというより、現地でより便利で豊かな生活を送るためです。
お金周り
家計簿アプリ:Moneybook
電子レシートアプリ:發票存摺
電子決済アプリ:JKO Pay
交通周り
電車乗り換え案内:乗り換え案内 台北
バイクシェアリング:YouBike
スクーターシェアリング:WeMo Scooter
その他
フードデリバリー :foodpanda
迷惑電話識別アプリ:Whoscall
それぞれアプリの紹介をするとまた長くなってしまいますので割愛します。興味のある方はこちらの記事にちょっと台湾のアプリサービスに触れていますのでぜひ合わせて読んでみてください。
その他気付いたこと
実家環境
母がちょいちょい話しかけてくるのと、MTGにも乱入したりするので、MTGの際にドアをちゃんと閉めるようにしています。音声の出力もあえてイヤフォンではなく、PCのスピーカーにしています(MTGしているよ!のアピール)。
外の騒音
台湾のゴミの捨て方が日本とちょっと違います。ゴミ収集所がなく、ゴミ収集車が来てからゴミを捨てに行きます。そのため、ゴミ収集車が近くに来たことをお知らせするため、大音量で「乙女の祈り」のメロディーが流れてきます。一日二回で、MTGの最中にくる時もあるのでその時はミュートにしたりしています。
まとめ
リモート環境を整えたら、時差も一時間のみなので特に日本にいるときと大して変わりません。ただ日本にいる皆さんの物理出社が増えているので、寂しいなという気持ちが若干増えましたね。
海外でリモートする需要のある方は、何かしらの参考になれば嬉しいです。