買い物をミニマルにすると、放っておくだけで健康と地球環境に貢献できる
小岩井農場の500mlの牛乳。地元の不揃い卵12個入り。明治ブルガリアヨーグルト。
どれも私がスーパーで迷わず買っている食材です。
美味しい、身体にいい、ほどほどに安いこの食材ですが、買う量、買い方によっては生活の質を欠いてしまうことも。
今日はこの日々の買い物をミニマルするメリットと、考え方をお話しします。
買い物をミニマル、つまり最小限にすると、何も考えずに買う時よりも利点がある。そう感じています。
買う総量が減れば、当然出費が減らせる。これはわかりやすい点です。
ですがそれ以外にも、その保管や維持にかかるコスト、気配り、時間の浪費を減らすことができます。
例えば缶詰。
賞味期限が長いからと、多く買い過ぎてしまうことがありました。
以前、赴任先のキッチンで赴任開始時(4年前)に買った缶詰をストッカーから発見することがありました。存在すら忘れています・・・
例えば冷凍食品。
いつでも食べられる過信から、冷凍庫は買いすぎ、貯めすぎの吹き溜まりです。いつでも「冷凍庫にまだ入るかな・・・?」と頭の中で計算しながら、不安を交えて冷凍うどん5食入りに手を伸ばします。
どちらも食べることを前提に適切な量を買っていれば、捨ててしまったり、無理に食べる必要はありませんでした。
賞味期限を過信しない。1週間から1ヶ月ほどの食材だけを買えば、それにかかる支払いだけでなく、キッチンのスペースも、頭の中のスペースにも余裕が生まれます。
もちろん、なんでも買うな、控えろ!とは思いません。
それ自体が楽しい。つまり、趣味にあたるようなものー釣り道具や自転車、車などーに使う分は浪費ではありません。人生を充実させる大事な瞬間です。
料理が好きな人だったら、たくさんの調味料を買って毎日自炊することは逆に羨ましいくらいです。
そう考えると、自分が何をしている時が一番楽しいのか?まず自覚しないことには、この判断はできないことになります。
少し深く読むのであれば、だからこそモノを手放す、減らすのが難しいのかもしれませんね。
己を知れば、百戦危うからず。自分の好き嫌いを知ることが大切です。
また、買い物を最小限にする時には、その量だけでなく、手に入れる過程にも気を配るようにしています。
これは最近学んだことです。
まず頻度の問題。牛乳や卵、ヨーグルトを2日ごと、1つずつ買うのか。それとも1週間に一度、まとめ買いするのか。
また、店舗に足を運ぶのか、ネットで済ませるのかという購入店舗の違いもあります。
こうした生活習慣の1日1日の違いが、1年後の家計や、時間の自由度に大きな影響を出してくると思うのです。
ファイナンシャルプランナーの常套句
「買い物に行くときには買うものを事前に決める。そして、週1回の買い物でまとめて買おう」
この言葉の効果をこれまで理解していなかったんだな〜と反省しきりです。
毎日買い物に行く、これは習慣化する必要はありません。習慣にしなくても、自宅の食材がなくなれば行かざるおえないからです。
むしろ、用がないのに、無意識に足を伸ばさないよう、悪い習慣を抑える必要があります。
こうして、買い物のタイミングを決めておけば、その都度どこに買い物に行くのか、いつ行くのか考える回数が減ります。衝動買いに流されるリスクが減りました。
また、これに関連して今年から新しい買い方をはじめました。
すでにご利用の方も多いと思います。Amazonの定期便です。
数ヶ月に1回買うような、味噌、昆布、かつお節など乾物類を中心に、油やトマトジュースまで、毎月5日に届くようにしました。最近ハマっている全粒粉パスタもこちらで注文します。
いったん何を買うかしっかり考えておけば、それ以降は何も考えなくてもモノが手に入る。半年から1年に1回見直せばいい目算です。
・重い品をスーパーから運ぶ必要がない。
・送料無料な上、最大15%オフで手に入る。
・自動配送だから心配せずとも買い忘れがおきない。
・ネット上で、次回配送の中身も確認できるし、減りが遅い品は1ヶ月ずらすこともできる。
メリットを上げればキリがありません。
そして、私にとって一番うれしいポイントは、
「良い品をこの段階で見極めておけば、自然と身体や環境に良い品が手元に来る」ということ。
がんばらなくても、放っておけば体調がよくなり、地球保全に貢献できます。
ちょっと大げさ過ぎるでしょうか?いえいえ、塵も積もれば山となる。無意識な配送となればなおさらです。
例えば、
ごま油を買う時に「国産、瓶詰めのオーガニック製品」を選んでおくとします。そうすると、何も考えなくてもこんな貢献ができます。
まずは、地産地消。国内生産者を応援できる。
そして、瓶詰め(PET不使用かつ&オーガニック。健康への悪影響を予防、地球環境保全に貢献できる。
トマトジュースを買う時に、「紙パック製、糖度少し低めの塩分未添加」を選んでおくと。
紙パック(PET不使用)。健康と地球への悪影響を予防。
糖度少し低め。1杯あたりのカロリー過多を防ぐ。 ※ものによっては倍くらいカロリーが違います!
何より、朝のトマトジュースは健康生活の中心習慣ですからね。切らさないためにも、定期配送は必須です。
歯磨き粉を買う時に「ニュージーランド発信の環境保全ブランド」。
もう、タイトルから言うまでもなく、会社をあげて自然素材の活用と、社会貢献にはげんでいます。その商品を買うことで、募金活動に参加しているような気分になります。
他にも10種類程登録をしました。
どれも、厳選した調味料や、乾物。そして生活用品です。
毎日、自分と他人にとって良い生活を選ぶことも大切。ですが、その場合はその場の流れで忘れてしまうことも覚悟しなければなりません。
昔は続けていたことも、1年後、2年後、気づいたら、別の悪い習慣に取って代わられていた、、、なんてこともしばしばです。
その対抗策として、良い習慣を自動化すること。考えるまでもなく毎日が改善されるものが手元に届く、消化される。これが生活を豊かにするために行っている、いわば「改善の自動化」です。
自動化というと、アプリケーションや、IT用語に聞こえます。ですが私たちの生活にも「習慣」という言葉でしっかり根付いている、根付かせられる代物です。
以上、身近な食生活から、最適な量と方法を考えてみました。
今どんなふうに買い物をしているか?
そして自分が楽しいことってなんだろうか?
このGWに振り返ってみてはいかがでしょうか。
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