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「必要な洋服の数。答えは人の数だけ」いや、お茶を濁している場合でしょうか?

おはようございます。からすです。読まれやすいように先日ハンドルネームを変えました。さて、今日の話題は洋服です。

洋服の数をへらす、適正な量にすると昔から言っていましたが、その「適正な量」がどのくらいなのか?というのを今朝から考えています。

一時期「パリの人は10着しか服をもたない」という本が流行しましたね。うまくコーディネートすることで、着回しができるのだそうです。しかし、このタイトル、私にとってはとても違和感がありました。10着持っているの?という疑問です。今ほどではありませんが、当時もそんなに種類をもっていなかった身。10着が最適とは思えませんでした。

反対に、一着だけこだわった人もいます。アップルの創業メンバーの一人、スティーブ・ジョブズ。彼は日本製の黒タートルネックを公私問わず着ていました。着回すことに意識を向けたくなかったのだとか。

私は彼の意見に賛成です。衣類を生活の目的に据えなければ、種類は少ないに越したことはありません。

となると、適正な服の数はその人の趣味趣向次第、、、という結論に行き着いてしまいそうです。しかしタイトル通り、それには反対したいのです。

理由は、資源の問題。環境資源に、今の被服業界を維持する余力はありません。

こちらの記事が数値が引用されていて詳しいです

服が好きな人はいくら買っても良い。そういう時代はもう終わらせなければならない。と思うのです。

とはいえ、自分が興味の薄い分野だから、一方的に責めているわけではありません。私が好きな紙の本もその見直しの対象となるでしょう。

本1冊を印刷するのに3kgの二酸化炭素が発生するといいます。また、電子書籍に切り替えても、その端末の製造やネットワークの維持に資源が必要です。

「服に資源を使わず、本を読みなさい」みたいな発言はせず、こちらも見直していく必要があります。

では、どうするのがいいのか?朝の浅知恵で思いつくのはこのポイントです。

1 服は沢山もたず、好きな服を長く着る。流行と好きを混同しない。好きは自分の価値観だけれど、流行は他人の都合だから。 

2 TPOを言い訳に衣類を消費しない 冠婚葬祭の衣服は借りる。あなたの服よりも、新郎新婦や故人に目を向けよう。

3 本は数ではなく質。今年100万部売れた本(10年後には忘れられるかもしれない本)ではなく、100年読まれている本を何度も読む。

4 気になる本は、図書館で借りる。手元に置きたい本だけを厳選して買う。手元になくてもいいかな?という時にはブックオフのお世話になる。

モノを買う、モノを持つということが、ただの生活ではなく地球の将来に繋がっている。そう考えるとネットでクリックする指先も緊張するというものです。

、、、嘘です。まだまだ「そうなったらありがたい」という程度。だからこそ着ない服にまで手を出してしまいました。
皆さんも買いすぎ、持ちすぎに十分ご注意ください。


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