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2024年 サウジアラビアRCの予想

■ペースが上がりにくい舞台だが…

 サウジアラビアRCは2歳重賞競走の充実により、少頭数になることが大半。フルゲート18頭立てになったのは、2017年のみ。また2歳マイル戦はスプリント路線馬と、1600m、1800m路線馬が激突する舞台となり、スプリント路線馬や将来のスプリンターが逃げ、先行する形になることが多い。しかし、それらは距離延長を意識して、ゆっくり逃げ、先行することが多く、基本的にペースが上がりにくい舞台となっている。

 よって、過去10年で明確にハイペースになったのは、不良馬場で行われた2020年のみ。稍重だった2017年、2018年は平均ペースで決着している。本日は断続的な雨の影響でペースが上がることが予想されるが、それでも平均ペースくらいだろう。高速馬場でこその瞬発力型の馬はやや割り引いて考えたい。

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