2024年 きさらぎ賞の予想
■外差し有利な馬場だが、ペースが上がらない可能性が高い
京都開催11日目、C→Bコース替わり4日目で行われる。京都は前開催の初日から時計を要し、高速馬場ではなかった影響もあり、開催が進んだ昨日の段階では内<中<外と横並びになれば外ほど伸びる外差し有利の馬場である。これは例年以上だと感じる。
しかし、京都で行われた過去10年のこのレースでは、かなりのスローペースが5回、平均ペースは4回。ハイペースになったことは一度もない。翌週にクイーンCや共同通信杯が控えており、例年、小頭数という影響もあるし、クラシックを意識した馬たちは、脚をタメる競馬をする影響もある。
つまり、このレースは3角手前の上り坂で明確にペースが落ちて、4角か最後の直線で一気にペースが上がるというパターンがとても多く、このことが過去10年で逃げ馬の3着以内が半数(1着1回、2着3回、3着1回)という無視できない結果に繋がっている。
今回は新馬戦と前走のホープフルSで逃げた(4)ヴェロキラプトルは陣営が「逃げない競馬をしたいと」とコメントしており、ヴェロキラプトル、(9)ジャスティンアース、(2)インザモーメント、(7)レガーロデルシエロなど、先行各馬のハナ譲り合の競馬が予想される。前に行けるか、外からいい脚を使える馬を中心に予想を組み立てたい。
先週のシルクロードSは◎エターナルタイムと○ルガルの線でほぼ完璧だと思ったのですが、複勝のみの的中。1月の後半が惜しい外れが続いてしまいましたが、新月になりましたのでビシッと決めたいところです✨
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