2023年 デイリー杯2歳Sの予想
■逃げ、先行馬が有利な舞台も…馬場の影響は?
2歳GⅡとしては数が少ない、伝統のデイリー杯2歳S。このレースは2014年より施行時期が10月から11月に繰り下げられ、朝日杯FSの前哨戦になったことやサウジアラビアRCの創設、京都2歳Sの重賞格上げなど、2歳重賞が増えたことにより、かつてほど強豪が集わなくなった。この影響もあって小頭数となり、ペースもスロー化している。
デイリー杯2歳Sは過去10年で3角先頭馬が2勝、2着2回、3角2番手馬が3勝、3着5回、3着が2回。前半のペースが上がらず、逃げ、先行馬が有利の展開になることが多いのがポイント。差し、追い込み馬は昨年のダノンタッチダウンのように、メンバー最速の上がり3Fで上がって来られるような馬でないと通用していない。
ただし、本日は重馬場発表。こうなるとそこまで前が有利にはならない。キャリアの浅い2歳馬はまだ脚質が定まっていない馬が多く、展開読みが難しいが、馬場が及ぼす影響も加味して予想を組み立てたい。
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