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2023年 京都記念の予想

こんにちは!!

フェアリーSのディナトセレーネ(2番人気)→10着、ニューイヤーCのワラ(2番人気)→最下位8着、愛知杯のルージュエヴァイユ(3番人気)→12着、京成杯のシャンパンカラー(3番人気)→6着の後、すっかり『危険な人気馬』を出すのを忘れていました。

実はこの4頭の共通項は全て2連勝馬だということ。指数派にとっては2連勝馬のほうが消すのが楽なのです。並のレベルなら4着、5着に終わるような低レベルなレースを2度勝った馬を狙えばいいだけですから。連勝馬のほうが過剰人気馬が作られやすいとも言えます。

しかし、今回は出します。成長度合いが大きい3歳馬の戦いとなる共同通信杯よりも、そこまで大きな成長が見込めない古馬のこちらのほうが、危険度がより高いです。

ジャジャーン!!!!!

(5)キラーアビリティ(現時点で3番人気)

前走の中日新聞杯で一昨年のホープフルS以来の優勝を飾った馬。ただ前走は前半5F61秒9-後半57秒5と、ラスト5F目から一気にペースアップした。レース最速がラスト4F目(3~4角)となっているように、3~4角で外を回った馬はロスが大きく、内を立ち回った馬が圧倒的に有利な展開だった。実際に3~4角で内から2頭分以内を立ち回った馬が1~3着を独占。12番人気で5着だったハヤヤッコも中団の最内を立ち回った馬だ。

本馬は1番枠から好発を切ったが、3番枠から内に切り込んできたハヤヤッコを行かせ、同馬の直後を追走。同レースは仕掛けが早く、前に行った馬の方が厳しいレースだった。実際、2列目の最内を追走したアイコンテーラーが次走の愛知杯でも7番人気2着と好走した。

つまり、本馬の中日新聞杯勝ちは、全てが上手く噛み合っての優勝だったということ。ホープフルS優勝の実績を考えると、能力の天井がもっと上にある可能性も否定しないが、ここは狙いを下げたい。

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