2023年 アルゼンチン共和国杯の予想
■極端な脚質の馬は全く馬券に絡んでいない
過去10年で遅い年は5F通過62秒後半~63秒台、速い年は59秒~60秒だが、60秒を切った年は2回しかない。それも遅い年は極端なほど遅いので、予想する際には「極端なスローペース」か「ややハイペース」かに決め打つのもひとつの手段だが、全体的には極端にスローペースになることが多い。
それ以上に面白いのは、過去10年で逃げや追い込みという極端な脚質が全く馬券に絡んでいないこと。基本的に先行~中団が強く、勝ち馬は先行馬5勝、中団馬4勝と先行~中団がほぼ独占している。唯一、差し馬が優勝したのは2014年で5F通過59秒8とややハイペースだった年だ。
今年はアフリカンゴールドとディアスティマがハナを争うと見ているが、ハイペースにしていいタイプではなく、平均よりも遅いペースになると見ている。前走で長い距離を使われ、後方からレースを進めたようなタイプは苦戦する可能性が高い。
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