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2024年 京浜盃の予想

■逃げ馬不在のここは前が楽な展開になる?

 京浜盃は羽田盃を目指す中央馬にとって、最後の羽田盃トライアルとなるが、ここで危惧していた問題が発生した。地方のトップクラスは中央馬と対戦する交流戦を避け、地方馬限定の羽田盃トライアル、ネクストスター東日本に出走して羽田盃の出走権を獲得するという構図だ。先週の同レースには、1月に行われた南関東の重賞、ニューイヤーCの上位馬が揃って出走していた。

 つまり、ここはJBC2歳優駿の上位2頭やヒヤシンスSの勝ち馬、1勝クラスで後の雲取賞を制したブルーサンを下したミッキーファイトなど、中央のトップクラスが不在だが、地方馬も手薄であるということ。

 さらに逃げ馬不在。雲取賞ですでに羽田盃出走権を手にしているテンの速い(1)サントノーレは叩き台に一戦でもあり、同厩舎の(7)ティントレットのアシストに回る可能性もある。これまで逃げ、先行馬に厳しかった交流戦から一転して、前が楽になる可能性もあるということだ。実力比較では(4)ハビレが上だが、ここは波乱に賭けたい。

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