2023年 東京シンデレラマイル
■南関東のエース牝馬は秋2戦が振るわない
牡馬トップクラスが相手のフェブラリーSで6着、かしわ記念でも6着、そして今夏の交流受賞スパーキングレディーCでは2着と好走した、南関東のエース牝馬スピーディキックが登場する。スパーキングレディーCは3~4角で中団中目から内目を何とか捌いて直線で外に誘導と、進路取りにやや苦労する場面があり、3~4角の進路取りがもう少しスムーズなら、優勝まであったか…という内容だった。
しかし、今秋に復帰してからのレディースプレリュード、JBCクラシックの2戦が振るわない。鞍上、御神本騎手はその敗因を「距離がやや長いことにある」とコメントしているが、タフな馬場でレースが緩みなく流れたJBCラシックで、中団待機策で脚をタメながらも勝ち馬アイコンテーラーに9馬身半差も離されてしまったのは頂けない。
今回は南関東の牝馬相手で距離が短くなるのはいいとしても、近2戦でややズブさを見せていた点は不安な材料ではある。また、今回はJpnⅠの前走を大目標にした後の一戦であり、余力面にも不安があるのでここも波乱の要素は十分。本命◎はここが目標の穴馬に託す。
PS.12月31日の『東京2歳牝馬優駿』の予想も更新する予定ですm(__)m。
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