Y氏

ツイッターでもなく、フェイスブックでもなく、ブログでもなく、なんとなく、残しておこうか…

Y氏

ツイッターでもなく、フェイスブックでもなく、ブログでもなく、なんとなく、残しておこうかな、と思ったことを。 書いていこうかな、と思っている次第です。ジェンダーネタを多めにしたいという気持ちだけが前のめり。インターネット老人です。

最近の記事

肉体労働者はやっぱり偉大だ

基本的には私はデスクワークである。もちろん、撮影で外に出ることはあるが、寡作の映像屋さんなので、撮影に出ることはそんなにない。というか私の被写体の多くは部屋の中にひきこもっているので、真夏の炎天下、外に出ることはあまりない。 だから、たまに屋外の仕事をすると、めちゃくちゃしんどい。日中、断続的に外出するだけでだいぶバテる。心配性な性格なので、熱中症っぽくなったらすぐ休む。めっちゃ休む。「やばい」の手前、「やばい気がする」で休む。 けれど、世の中の肉体労働者たちは私の「やば

    • 価値基準が場所によって違う

      新卒で入った会社の先輩と、数年ぶりに話をした。私は入社5年目でその会社をやめたのだが、同じ年の上半期に先輩はやめていた。先輩は中国語が喋れる人だったので、中国でフリージャーナリストをやってるとか、なんとか、いろいろな怪情報が流れていたが、今は一体何をやっているのか全くわからなかった。去年、数年ぶりに急に連絡が来たのだ。会おう会おうとずるずる予定を調整できずに、最近ようやく会えたわけだ。 先輩は会社をやめた理由、その後のキャリアについて教えてくれた。先輩の歩んだキャリアは私が

      • コミックス版AKIRAを読んで 漫画は時代を映す鏡

        オリンピックが延期となり、一時、ツイッターのTLでAKIRAのワンシーンで、「東京五輪2020」「中止だ中止」という立て看板が予言のように語られていたので、一気にAKIRAが見たくなった。 ちょうどネットフリックスで見れたので見たのだが、圧倒的な作画と印象的な音楽に一気に魅了された。が、色々と腑に落ちないことも多くて、往年のAKIRAファンという方から、コミックスを借りた。 AKIRAの漫画の圧倒的な作画というのか?画力に、思わず面食らってしまった。最近はツイッターで漫画

        • エゴサの鬼って書いてた人はマジでエゴサの鬼だった…こんなインターネッツの片隅のカスnoteにまさか1年後にいいねしてもらえるとは。いいねは超絶嬉しいけど、文章が下手過ぎてマジで恥ずかしい。プロにいいねされるとかマジで死ぬ。

        肉体労働者はやっぱり偉大だ

        • 価値基準が場所によって違う

        • コミックス版AKIRAを読んで 漫画は時代を映す鏡

        • エゴサの鬼って書いてた人はマジでエゴサの鬼だった…こんなインターネッツの片隅のカスnoteにまさか1年後にいいねしてもらえるとは。いいねは超絶嬉しいけど、文章が下手過ぎてマジで恥ずかしい。プロにいいねされるとかマジで死ぬ。

          クリエイティブ系フリーランスの作業管理について

          パワハラがひどかった会社をやめました。最後の最後まで「お前みたいなずるい人間は見たことがない」「計算高い」「感謝が足りない」「そんなんじゃ社会で通用しないぞ」と、たくさんのマウントと呪いの言葉をいただきました。 精神をとてつもなくやられましたが、私に言ってきたことは、どちらかというと、私が会社側に感じていたことだった気もするので、人間関係っていうのは本当に鏡なんだなぁと。相手に対して感情的に怒りを覚えることは、自分の中にそういう側面があるのかもしれないなと勉強になりました。

          クリエイティブ系フリーランスの作業管理について

          がん患者の家族になるということ

          夫の母ががんになった。外科手術で、原発がんの切除はでき、進行してしまって、おそらく全身に広がっているであろうガンを叩くために、抗がん剤治療が待っている。同居の人が、またガンになった。私はまた、がん患者の家族にまたなってしまった。 1度目は父。私が大学4年のとき。大学3年からだったかもしれない。大学3年の7,8月にガンが発覚。がんは取り切れるサイズではなく、とれるサイズにするために、抗がん剤。何度か試したようだが、大学4年の6月に死んだ。ようだ。あまり覚えていない。むくんだ足

          がん患者の家族になるということ

          社会的に責任ある仕事をしないと家族にもよくない

          この記事を見かける前に、ツイッターで、↓のツイートを見て、もしかして女性って言動に責任をもちにくいのかな、と思っていたりした。 まったくもって矛盾することを本心からたぶん言ってるって書いてて、あーそうかもなーって。それが、他人に、どういう影響を与えるのか、とか、深いところまで考えていないというか、自分の発言にけつを持たないんだろうなぁと。 女性、と書いたけど、まあ、男性も。なぜ女性と書いたかというと、職場で、責任ある立場にたっていない人の意味。だから正確には性別は関係ない

          社会的に責任ある仕事をしないと家族にもよくない

          上手に「怒る」を実践中

          我ながら若干やばいやつかもしれん、と思いつつ、実は最近「怒る」を意識的にやっている。 怒ることを我慢しない。傷ついたショックだった気持ちをそのままにしない、ということ。 下記の記事の中で、「怒る責任」というワードが出てきた。すごい共感し、今、衝動的に、思いを忘れないうちに(笑)と思って一気に書いている。 正直言って私は「私がこうしたからあの人は私にこういう態度をした、私が悪いんだ」と思うくせがあり、怒りがあっても、「すべて俺がクズのせい」と思いがちで、あまり他者を怒るこ

          上手に「怒る」を実践中

          今更気がついたんだけど、エントリーも増えてきたし、この適当に決めたアカウント、変更するかも。

          今更気がついたんだけど、エントリーも増えてきたし、この適当に決めたアカウント、変更するかも。

          才能がないとか、安易に言わない方がいい

          私は映像系の業界の人間なのだが、映像系の業界というのは、おそらく遠慮して言っても5分の1くらいの確率で美大系出身者がいる。多摩美・ムサビ・日芸・大阪芸大、なんちゃら映画学校卒とか、ゴロゴロいる(なんちゃら、と言ってしまったのは、馬鹿にしているのではなくて、知識がなさすぎて名前が覚えられないだけなのであしからず)。 だからだろうか、仕事ができない、の意味で使われる語に、 「あいつは才能がない」 「あいつはセンスがない」 というディスり文句がある。かくいう私も20代の頃にすげ

          才能がないとか、安易に言わない方がいい

          何もしらない初対面の人にアドバイスはやめたほうがいい

          ある日突然、昔の会社の先輩に人を紹介された。 紹介、と言っても久しぶりに飲みにいったら、その場にいた。みたいな感じだ。「この辺の近所に住んでるんですよ」くらいな薄い事前情報だったので、正直会うまで学生なのか、社会人なのかニートなのかさえ分からなかった。 2時間くらい一緒に飲んでわかったのは私より4つくらい上で、私とは違うキャリアと、得意分野を持った同業者。指向性は違うが、私が新卒で入ってやめた会社に、フリーランスとして所属、何年間か仕事をもらっていたという感じらしい。なんだ

          何もしらない初対面の人にアドバイスはやめたほうがいい

          言葉って奥が深い

          映像を生業としているのだが、映像の仕事というのは、映像と、言葉を考える仕事ととも言える。 映像は言わずもがな、何から見ていったら、どうしたら人の心を惹きつけるのか?どういうふうに知識を得ていくと、理解できて、感動できるのか?ということ。 そして、言葉は、いかに耳にして、ぱっと深く考えなくても、理解できて、心に染み渡るのか?その映像を見たとき、ひとはその時どんな言葉ならば、深く考えなくても、心に染み込んでいくのか?を考える仕事だ。 そう、どんなに正確に言葉を連ねても、どん

          言葉って奥が深い

          アーティストは嫉妬するものらしい

          知人の作曲家が言っていた言葉なのだが、アーティストは、どんなに若かろうと、経験が浅かろうと、優れた能力、才能を持っている人間に対してはライバルとして嫉妬してしまう、ということを言っていた。だから、あいつは、アーティストから抜け出せていなくて、まだだめだ、と続く言葉なのだが、私はその言葉を聞いて、ちょっとだけ心が癒やされる思いがした。私は、優秀な人間を見ると後輩だろうが、経験が浅かろうがつい嫉妬してしまう。 ああ、あの人は「あんな絵が撮れるのか」「あんないい取材ができるか」と

          アーティストは嫉妬するものらしい

          プロと素人の境界線を考える

          ウェブ上で、クラっときてしまうブログを見つけてしまった。 個人のブログで、web上の人気者のイベントに参加して、その場で主催者に「この中にプロのカメラマンはいませんか?発注していないので、ぜひいたら、撮影お願いします!」と、参加者の人に呼びかけるものが会ったらしい。そこでブロガーさんは「はい、自分プロのカメラマンです!」と答え、必死で撮影をしたという。 まあ、プロのカメラマンいませんか?って…参加者にちょっと呼びかけるのもどうかなーと思うけど、でも、ま、ファンミーティングな

          プロと素人の境界線を考える

          ユーチューバーは茨の道

          あーまた、タイトルに空が青いくらい当たり前のこと書いてしまった。 最近、ユーチューバーというのが、子どもたちの将来の憧れの職業らしいですね。やめとけやめとけ、しんどいだけや。大人たるワタクシはそう言いたいと思います。 私は映像系の仕事をしているのですが、ユーチューバーだけにはなりたくありません。 だって 「原作、脚本、監督、撮影、編集、出演:オレ」 で 「ほぼ毎日配信」 ですよ。わかりますか? 僕ら人類は、働く以外に「寝る」「ごはん」「風呂に入る」「トイレ」「ゲームする

          ユーチューバーは茨の道

          「空気を読む」は田舎で生きる必須条件

          「田舎」で生きることの限界、田舎への新規参入について論じた記事を見つけて、ふと、私自身が田舎暮らしを夢見て、挫折した記憶を思い出した。 上記の記事は、私が前に書いたやつ。 田舎では「女」を求められる、と言ったことを中心に書いている。 おそらく「女の移住」というのは「嫁」という形で遠い昔から定着しているのだと思う。だから女が移住してくることを田舎の人は容易に受け入れてくれるが、それは、あくまでも「女」として。 リーダーシップとしての人間ではなく、子供を生み育てる「女」。 事業

          「空気を読む」は田舎で生きる必須条件