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新制限対応!!デストロイフェニックスサンダードラゴン

本記事はデストロイフェニックスガイ入りサンダードラゴンについての解説記事となります。
今回の記事はヤマトとの共同執筆となっております。

前期からデストロイフェニックスガイ入りサンダードラゴンを使用していましたが、2021年10月からのリミットレギュレーションが発表され、来期このデッキが十分に活躍できる環境であると判断しました。また、苦手としていた「真竜皇V.F.D」や「魔鍾洞」が消えたことで更に立ち位置が良くなってきております。


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デッキの強み、構築、各対面へのプレイングなど細かく解説していきたいと思います。サンダードラゴンに興味がある方や、新制限の使用デッキを悩んでいる方は是非読んでみてください。

1.このデッキの強みについて

まずデストロイフェニックスガイ入りのサンダードラゴンの強みから述べていきます。

今ではあらゆるデッキにデスフェニが採用されていますが、中でも何故サンダードラゴンを選択するのか、先ずはサンダードラゴンならではの強みを述べていきます。

①デストロイフェニックスガイミラーに強い

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あらゆるデッキからデストロイフェニックスガイが飛んでくる環境ではありますが、サンダードラゴンは相手のデスフェニに対して非常に打たれ強いという特徴があります。

サンドラのメインアタッカーである「超雷龍サンダードラゴン」と「雷神龍サンダードラゴン」は、破壊される代わりに墓地の雷族モンスターやカードを除外することができ、融合体をならべて一方的にライフを取りにいったり、雷神でデストロイフェニックスガイを踏んでからリンク召喚など別の動きを通しにいくことができます。また、基本的な召喚権である「孤高除獣」は破壊されても除外されているリソースを回収することができるため、破壊に特別強いサンダードラゴンはデストロイフェニックスガイミラーを優位に進めていくことができます。

②ギミックの相性の良さ

サンダードラゴンとデスフェニギミックには様々なシナジーが存在します。

1.素引きのHEROについて

デスフェニギミックは非常に強力ではありますが、主に「ダッシュガイ」や「ディバインガイ」といったゴミを最低2枚デッキに入れなければなりません。


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しかしこのデッキは「雷鳥龍サンダードラゴン」の効果で素引きしてしまったHEROをデッキに戻すことができます。他にも通常の「サンダードラゴン」などを含めデッキに戻し大量ドローを狙い、「フュージョンデステニー」を引き込む確率を上げます。





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また、「ダッシュガイ」や「ディバインガイ」はそれぞれ闇属性であるため、闇の誘惑で除外することができます。誘惑で闇が無いという状況はかなり発生するため、2枚の闇がデッキに増えるということは重要です。除外したHEROは「孤高除獣」で回収することができるため、後から引いた「フュージョンデステニー」を発動することは可能です。

2.ダッシュガイとの噛み合いの良さ

サンダードラゴンはデッキに多くの上級モンスターが入りますが、その分ドローフェイズの「ダッシュガイ」の効果を強く使うことができます。特に「雷電龍サンダードラゴン」や「雷獣龍サンダードラゴン」をドローした際のパワーはとても強力です。

3.融合体との相性の良さ

デスフェニの破壊効果で「超雷龍サンダードラゴン」か「雷神龍サンダードラゴン」を破壊し、身代わり効果で「雷電龍サンダードラゴン」あるいは「雷獣龍サンダードラゴン」を除外し、妨害をしながらリソースを増やすことができます。「雷鳥龍サンダードラゴン」を除外して誘発を引き込みに行くことも多々あります。

よく「雷源龍サンダードラゴン」+「雷電龍サンダードラゴン」の組み合わせで「超雷龍サンダードラゴン」を出してエンドすることがありますね。このパターンでは返しの「雷神龍サンダードラゴン」から少しずつリソースを広げていくしかないのですが、+「フュージョンデステニー」で隣にデスフェニを置くことで、相手ターンに「超雷龍サンダードラゴン」を破壊し、「雷龍融合」や「雷鳥龍サンダードラゴン」をサーチすることで、次のターンの攻め手やリソースを確保することができます。

③ロンギヌスへの耐性

サンダードラゴンの弱点といえば真っ先に「アーティファクトロンギヌス」が挙げられます。主にスタンバイフェイズに投げられるため、「闇の誘惑」や「孤高除獣」を発動できずにノーガードエンドをしてしまうことかなりあります。しかし「フュージョンデステニー」は「アーティファクトロンギヌス」を一切無視して妨害を構えることができますので、相手は-1アドしただけといった状況も生まれます。この点はまさにサンダードラゴンの弱点を完璧に補完しているといえます。



2.構築について

次に前期使用していた構築をベースに、各カードの採用理由や今後の構築の変化について解説させていただきます。

まずは構築について

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