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本質を見抜く力の付け方

何においても本質を掴む。っていうのはとても大事なことで。
ビジネスでも人間関係でも恋愛にしても、
「相手は何を求めているのか?」
っていう本質さえ掴めたら、めちゃくちゃ円滑に物事進むと思いません?

これは売れる!とか、付き合える!というポジティブな結果だけを産むんじゃなくて、
お客様が求めてる事と、自分が持ってる商品が合わなければ取り下げる事が出来る。
そしたら妙な営業トークでお客さんを困惑させることも無くなるんです。

お客さんが今マイナスドライバーが欲しいのに自分はプラスドライバーしか持ってないのに、プラスドライバーでなんとかこのネジ取れると思うんで、このプラスドライバー1000円で買ってください!
って言ったって、
要らないし高いな!ってなると思うんです。

分かりやすく書いてるから「こんなことないわ!」って思うかもしれませんが、
多くの営業マンはやっちゃってます。

本質が分かってないからです。

■本質を見えなくするもの

本質を見えなくするものはズバリ「個性」
です。
人には必ず個性があり、ポジティブな人もネガティブな人もいます。
でも結論どちらもダメで。
ポジティブな人は事実をポジティブに歪めて捉え、ネガティブな人は事実をネガティブに歪めて捉えます。

余計な歪みを与えて人に伝えると、本質を見つけるまでに余計な時間がかかるんです。

プライドの高い低い
自己肯定感の高い低い
なども本質の邪魔になります。

さっきのドライバーの件なら、問題は目の前に見えていますが、貴方が例えば金融関係の営業マンで、金融商品を売らなきゃいけない。

となると、家庭内のお金の話を聞かないといけない。ってなった場合。
ポジティブでプライドが高くて、自己肯定感も高かったら、実際の家庭の資産より多く言うかもしれません。
そうすると高い金融商品提示して、そんなお金作れなくてアウト

ネガティブでプライド低くて自己肯定感も低かったら、話すら聞いて貰えないかもしれません。

対峙した時に出るそれらの本質の周りに着いてる個性をひとつひとつ取り除いていかないといけないですね。

■なんで?なんで?で掘っていく

掘っていく、というか質問を出して、それを言語で繰り返して、それについて深堀していく。
っていう技法で、

それはなんで?
それはなんで?って掘っていくんです。

入口はなんでも良くて
「子育てが忙しくて」
って話が出たとしたらそれはなんで?
「朝は何時に旦那が出社で、その後子供の準備して、、」
って話してくれます。
一日のルーティーンを少し見せてくれる訳じゃないですか。
「旦那さんは子育て一緒に。とかはしてくれないんですか?」
って聞くと
「旦那は仕事が忙しくて」
って言われたらまたそれはなんで?
「旦那は経営者だから休みが無いようなもんなのよ。」
と、ここまでキレイに言われないかも知れないけど。

なんで?って聞いたら、余計なプライドやポジティブネガティブが混ざりながらも。
ホントの部分が見えてくるんですね。
本質に近づいてきて、
この人は自分が持ってる商品に合う悩みを持っているのか?
という所になんでなんで?と言いながら確信に近づいていくんです。

証券マンなら
「ご主人様が経営者なら安泰ですね!」
とかいうと、
お客様の頭の中では安泰かどうか?が議題で上がって、大体の人は不安が出てきます。

そこが出てきたらチャンスですね。自分で言うから。
人はみんな自分の言葉を1番信じます。
なので自分の口から不安を言うと、
「私は不安」と頭に入れ込むわけです。

こっちが注意しなきゃ行けないのは金融商品セールスしに来た人が、「お金」ってワードを出来るだけ言わない事です。
「将来」とか「仕事」とか抽象的
お金を連想させるワードを使ってください。

大事なのは抽象から具体です。

セールスについては僕の全力セールスがここに書いてありますから
宜しければこちらでご覧下さい。


■経営者にも敵になる「個性」


例えばあなたが店舗ビジネスをしてて、なんでもいい例えば美容室だとして。

店舗には店長さんが1人とスタイリストが1人アシスタントが1人いるとして、
トラブルが起きました。

それを社長が解決したい。としたら
店長から上げられる状況説明にも、さっきの事柄が混ざってくるわけですよ。
・ポジティブネガティブに曲げる
・プライドの高低
・自己肯定感の高低

さらに「怒られたくない。。」って気持ちは少なからず出ますから。
できるだけ大したことない様に報告来たりするわけ。
そうなるとホントのことがわからないわけじゃないですか?

この答えは、お客様にお話を聞く。そして、現場担当者に話を聞く。

で、お客様は何に怒ってトラブルまで発展したのか。を解きほぐす必要があります。

髪を切りすぎた事に怒ったのか?
それで怒った時のこちら側の対応がまずかったのか?
そもそもクレーマータイプの人だったら問題も変わってきます。
問題の本質を見つけるためには余計なものを省いてはぶいて捕まえる必要があります。

■本質を早く見抜く

本質を早く見抜けると、早く対応出来ます。
ゆっくり考えていたら悪化する時もあるし。
目の前で返す刀で応えなきゃ行けない時もある。

こうなると洞察力というのはどうやって鍛えるのかという話になってきます。

◆まず自分の歪みを直す

部下や他の人にもあるように自分にもさっき言った。

ポジティブネガティブや
プライドの高低
自己肯定感の高低

といった歪みはあります。
それを意識して抑えてしまう。

事実を事実として受け止める。

変にポジティブに捕えない。変にネガティブに捕えない。

自己肯定感を変に高く見積もらない。変に低くしない。

自分の中で起こった時、あっ今歪めた!って気づけるようになります。

◆内向的な人は本質に近づきやすい

大人しい人って大人数の中でも物静かで、人の動きをよく見て、気を使える人が多かったりするんですね。
これは何故かっていうと、人の話や人の動きをよく見てるんですね。

だから気をつける。

かといって、外交的な人に今すぐ内向的になれ。っていうのは難しいんですね。
なので、ココって言う所で、内向的モード。みたいに、黙って相槌だけ打って、とにかく相手を観察するんですね。

言葉だけじゃなくて、表情、仕草。全てを観察するんです。

嘘ついてるかもな?って思ったら
ちょっと長く沈黙してみて下さい。
こっちはなにも動かないで

そしたら、嘘ついてる場合は上塗りしてきます。

ほんとの事言い切った場合はそれ以上の情報は言ってこないはずです。

あとソワソワしてたり、目が泳いでたり、なにか日常と変化があれば、ウソついてるか、事実を歪めて伝えてる自覚があるか。どちらかです。

◆経験値を積む

経験値というのは、人の痛みや悩みを解決理解するのに凄く役立つんです。
そんなもん年齢を重ねてないといけないんじゃない?って思うかもしれませんが、関係ありません。
世の中にはガキみたいなオッサンいっぱいいますから

何が起こった時、いい事でも悪い事でも良いです。
何が起こった時に自分の気持ちを深く理解し続ける。

深く考え続ける事です。自分の気持ちを言語化し続けることです。

そうするとなんにも無い時まで言語化出来るようになりますし。

自分に起こるいい事、悪い事だけじゃなく。
人の気持ちも言語化出来ます。

例えば「歯医者で予約でいったはずなのに%0分も待たされた」というエピソードを話されるとします。

まぁさっき僕の母が話してたしょーもない話なんですけど。
でも僕はこう返します。

「不安な時間が長引くなぁ。」

って相手の気持ちを読んでその時の相手の気持ちを言語化することが出来ます。

言語化がパンパンとできるようになると相手も自分も本質にグッと近づくことが出来ます。

すぐ建設的な話が出来ると思いませんか?

これらを実践してみて、話が早い人。
洞察力がある人を目指してみてください。

今日は以上です。

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