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昆虫食デザイナーさんの今後の展望

いよいよ昆虫達が商品のポップに飾られるようになりました。
あ、誤解しないでください。残念ながら昆虫と言っても
昆虫食の昆虫ではなく”害虫”です。ハエとかカの駆除のグッズが
お店に並ぶシーズンになったってことです。
でも、近い将来スーパーのお総菜のコーナーに、昆虫食とともに
昆虫が描かれたポップやグッズが並ぶ時が来るかもしえません。
そんな時が来たら、昆虫たちはどんな感じで描かれるのでしょうか?
昆虫食のデザインが、とても楽しみです。

今回も前回に引き続き、昆虫食デザイナーの新井将人さんへの
インタビューになります。昆虫食のエピソードとして、小中学生の頃に
ご祖母様のお宅で、ハチの巣を捕ったり食べたりしたことを
教えてくださいました。又、
(以下カッコ内は新井さんの発言)
「小さい頃の昆虫の思い出や、昆虫を通して体験したこと、
例えば、石をひっくり返して虫を捕ったとか、クワガタに指を
挟まれたとか、そういった体を動かして体験したことが、今のデザインに
反映されているかもしれません。」と
オリジナリティーあふれる作品を作られる新井さんの秘密も
教えてくださいました。
そんな新井さんへの質問は、昆虫食、昆虫食デザインについて考えていらっしゃることと、今後の展望についてです。

昆虫食、昆虫食デザインについて
お考えのことがありましたら教えてください。

「うつせみテクノさんとか昆虫活動家のかずきさんとか、そういった
方々から依頼を受け、繋がり、いくつかデザインをしてきたのですけど、
もっと大手の企業さんとかですと、スーパーやコンビニに卸していて
売れるので、その分世の中に広がっていくスピードが、速いと思うんですよね。なので、そういった所へ自分からアプローチしたり、ご依頼を
受けられたらな、そして、もっと自分の活動の幅を広げられたらいいな、
と考えています」。

昆虫食デザイナーとしての今後の展望について教えてください。

「今は、商品のデザインや昆虫食のデザインしかやってないのですが、
自分がデザインした昆虫食の商品が、スーパーやコンビニに並ぶ、
というのが1つの目標としてあります。その他には、どうやったら
昆虫食を広められるか。今は”もの”のデザインしかしていませんが、
なのか”こと”のデザインをもっとやっていけたらいいな、と
考えたりしています。なので、自分が関わったことで昆虫食が世の中に
広まっていくことの手助けができたらいいな、と考えております」。

昆虫食デザイナーさんのお仕事が増えるということは、
昆虫食が皆に普通の食品として、認められたということに
なると思います。そういった意味でも、新井さんのお仕事が
いっぱいになることをお祈りいたします。
新井さん、ありがとうございました。      yosino





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