ゲテモノが恋のキューピッドに…
昆虫のチョコレートを贈るとしたら…
「千葉スズキ販売株式会社」(以下スズキさん)さんと「BUG TIME(バグタイム)富士ファーム」(以下バグタイムさん)が、バレンタイン用の
昆虫食を販売しました(資料参考)。どれだけ売れたかは分かりませんが、
昆虫食が様々な場所に進出することは良いことだと思います。
買った、贈った、という方は誰にどんな目的で活用したのか気になります。
残念ながら私個人では、チョコを贈る人がいない淋しいバレンタインだった
のですが…。そこで、もしバレンタインに虫チョコを贈るとしたら、
スズキさんとバグタイムさんが販売した虫チョコを贈るのならと仮定して、
思ったことを綴っていきたいと思います。
「昆虫食の普及」と「恋愛成就」の両立!
これはとても難しいミッションになります。なぜなら、昆虫食の普及と
恋愛成就を両立させなければならないからです。まず、値段からこのチョコ
レートが、義理なのか本命なのか考えてみましょう。
「2023年バレンタインチョコ通販の価格相場と選び方(資料参考)を参考に
すると、バグタイムさんの「コオロギショコラサンド」は、630円なので、
義理チョコと仮定します。そしてスズキさんの「チョコシルクワーム」は
1080円なので、義理と本命の微妙なところにありますが、両方が義理チョコではつまらないので、こちらを本命チョコとして仮定します。
いつ、どこで、誰とを考える際にとても興味深い調査結果があったので、
これを考慮して考えたいと思います。それは、2020年に宮城大学の元木助教
(当時)らによる、昆虫食を快く受け入れてもらうためにはどのようなシチュエーションが良いかを調査したものです(資料参考)。この調査によると
友人と居酒屋やフードフェスティバルなどの場所で用いると不快にならないことや、楽しいわくわくを予期している人ほど、昆虫食の摂取意向が高いこ
とが分かりました。
この結果から、バグタイムさんの商品は、友人や家族で、皆でわくわく、
興味半分、罰ゲーム半分で楽しむの良いかと考えました。
ゲテモノが恋のキューピッドに…
続いては、スズキさんの商品”本命”の場合を考えてみましょう。
このチョコの良い意味で厄介なことは、外見がとてもおしゃれで、とても
ゲテモノ(失礼)の昆虫食が入っているようには見えないことです。
どういうことか言うと、「おしゃれ=本命っぽくなる」ことで、
”照れ”が発生するのです。「ほ~ら虫だよ~ン」という感じで、冗談っぽく
渡せないのです。そして、本命なので、嫌われたり、ドン引きされては×
なのです。もう既にカップルさんの場合の本命さんなら問題ないでしょう。
問題は、片思いの男性に贈る場合です。どうしましょう。
仕方ないですね~。
チョコを渡していきなり両想いになるのはこの商品じゃなくても
難しいでしょう。ここは、虫チョコで両想いというより、二人の距離を
縮めるという目的で利用しましょう。そしてここは、昆虫食、ゲテモノ
という点を大いに利用しましょう。どうするかというと、
チョコを渡すときに、
「一人で食べるのは勇気がいるので、一緒に食べてくれませんか?」
とお願いしてみましょう。メッセージとして手渡ししても良いかもです。
怖いことを一緒に体験して関係を深めましょう。
”吊り橋効果”を上手く利用しましょう。
これできっと2人の距離も縮まるでしょう。
ゲテモノさんが恋のキューピッドさんになりましたね(笑)
尚、この方法を試してみて上手くいかなくても、こちらは責任を
持ちません。悪しからず…。
年々、恋愛の意味が薄れていくバレンタインデーにちょっぴり
淋しさを感じる私です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。 yosino
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