見出し画像

Illustrator 「選択しているオブジェクトを個別にラスタライズできる」 スクリプト

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見出し画像の図版ですが、図版内のオブジェクトを複数選択してIllustrator付属のラスタライズ機能を実行すると、選択されたオブジェクトが全部くっついて1枚のビットマップ画像に変換されてしまいます。オブジェクトごとに個別にラスタライズしたかったのに…
というわけで、複数選択しているオブジェクトを個別にラスタライズできるスクリプトを作成してみました。

Illustrator付属のラスタライズ機能に、2つの機能が追加されただけ

1つは「ラスタライズの対象」を選べること、もう1つは「ラスタライズの前にテキストをアウトライン化」できることです。1つ目はこのスクリプトを作成しようと思ったきっかけですが、2つ目はIllustratorのスクリプトのラスタライズオプションに「convertTextToOutlines」というプロパティがあるのに気付いて、これは便利なのでは?と思って追加してみました(ダイアログで、この項目にチェックを入れた場合と入れなかった場合の比較検証はできていませんが…。もともと標準機能には無かった項目なので、おまけ程度で使ってみてください)

ダイアログの「ラスタライズの対象」について

ダイアログの「ラスタライズの対象」の違い

全体」というのはIllustrator付属のラスタライズ機能と同じ処理です。「グループ単位」というのは、グループ化されているオブジェクトが1つのビットマップ画像としてラスタライズされます(この機能を使って希望通りのビットマップ画像を作成するには、ラスタライズ前に、希望通りのビットマップ画像になるようにオブジェクトをグループ化しておく必要があります)「オブジェクト単位」というのは、その名の通り選択範囲がオブジェクト単位でバラバラにラスタライズされます。
ただ、ダイアログの「ラスタライズの対象」でどの項目を選んでも、見た目は全て同じになります(違いは、ビットマップ画像がまとまっているか、バラバラになっているかだけです。選択すれば違いがわかります)

解像度を上げすぎると、Illustratorが強制終了するかもしれません

ダイアログがゴチャゴチャして見えるので、一見重い処理のように思えますが、予想に反して軽い処理のスクリプトです。プログラムもそれほど長くありません。ただ解像度をとんでもなく上げすぎたりすると、Illustratorが処理しきれなくて強制終了するかもしれません。実際に使った感じでは、カラーモード「CMYK」で解像度「1200」ppiくらいだと数秒で処理が終わりました。このスクリプトを使用する際の目安にしてください。

ダイアログのわからない項目は、Googleなどで検索してください

Illustratorに付属しているラスタライズ機能のダイアログとほぼ同じなので、ダイアログのわからない項目はGoogleなどで検索してください。最初に書いた通り、このスクリプトではそれに2つ機能が追加されているだけです。

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