Ifのはなし
どうしようもないIfのことをたまに考える。
自分が重い病気にかかり、余命いくばくもないとする。その時に正直に病名と余命を告げてほしいだろうか?
現時点で私は正直に告げてほしいと思っている。はっきりしている。
脳死したら、使える体のパーツはぜんぶ使ってほしい。確か16歳から臓器提供意思表示カードを持っていた。こんな体でよければどうぞ使ってください。
もう一つ、自分に産みの親が存在するとしたら、そのことを知りたいだろうか?
これは答えが全くわからない。知ってしまったらあらゆる問題が生じてしまう。自分と血が繋がった親が他にいるとしたら、やはり会いたくなってしまうのか。
育ての親との関係は?「なぜ黙っていたんだ」という、ちょっとしたいざこざも避けられない。
まだありそう。結婚間近のカップルの両方と付き合いがある状態で、どちらかの浮気を知ってしまう。しかも浮気というか二股に近い。これに気づかなかったフリをするか、本人に話すか、相手に話すか...。
自分が新婦だったら、、黙って、墓まで持っていってほしいかも。
そういえば昔、似たような状況で第三者から、頻繁な風俗通いをリークすべきだろうかと相談された時に「頼むからそっとしといてあげて」と言ったことはある。あの時の二人はまだ夫婦なのだろうか。
本も読まずにこんなことを考えて時間をむだにしていく夜。一番難しくて答えが出せない生みの親の話。私はどうしたらいいんだろう。