欲望がなくなることは、辛いことなのかもしれない
スキマバイトを1ヶ月続けたが、年末であったので、午前中の仕事がたくさんあった。
年始になってから、ご贔屓にして頂いていた仕事がなく、引きこもっていた。
煙草を吸いに外に出るのすら、億劫だ。
怪訝な顔で見られているような気がして、昼間に外に出るのが嫌になり、夜型の生活になってしまった。
途端に食べたいものややりたいことが見えなくなった。
欲しいものもなく、買いたいものもない。
欲しいものが欲しい
という状態だった。
獄中に入って、毎日、決められた仕事や食事、比べる人がいない世界に行きたいと思ってしまう程に。
欲望がないというのは、辛いことかもしれない。
毎日、暗いニュースに心が病んでしまう。
バラエティーですら、面白いかと言われれば、一時的な笑いがあるが、心の奥底から笑えるかといえば、心の不安を払拭出来るほど、万能ではない。
音楽を作ろう。
ちょっとでもいいので、OUTPUTしよう。
とするが、心の不安が押し寄せて来て、手が止まる。
いつから、成果を求めてしまうようになったんだろうか。
いつから、未来が怖くなってしまったのか。
いつから、ただ立っているだけで、足がすくむような気持ちになってしまったのだろうか。
世の中の人は、何故、普通に歩けるのだろうか。
世の中の人は、何故、頑張れるのだろうか。
わからないことばかりだ。
今もちょっとでも、明るいオチを入れようなんて、気取ってる自分自身がダルい。
ふざけんな世界、もっとふざけろよ!