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【東京・浅草橋〜西葛西】江戸時代の運河沿いを歩き、美味い駅そばを味わうウォーキング

悩み事は、散歩して忘れるのが一番。まあちょっと外へ出てみたまえ。ほら、悩みごとなんか、翼が生えて飛んで行ってしまう。

Dale Breckenridge Carnegie

 週末のウォーキング、今回は浅草橋から西葛西まで。距離にすると10kmほどと少しハードな距離ですけど、車通りのない川沿いを歩くので安全なコースです。
 ゴールの西葛西では立ち食いそばのランチ。『やしま』は食べログ評価も高い名店で、効率的に駅そばらしい駅そばを食べることができるんですよね。



浅草橋から西葛西まで、小名木川沿いを一直線ウォーキング

 コースの概要としては、まず浅草橋駅から隅田川を目指します。隅田川を南下して、次は小名木川を東に。荒川に出たら再び南下、葛西橋通りで川を渡って西葛西に至る、といった流れです。

隅田川はしっかりと遊歩道が整備されていて歩きやすい。
小名木川も同様、狭いながらも歩行者用道路が整備されています。

 小名木川は全長5kmの運河、造られたのは江戸時代初期。当時の輸送手段として、舟が重要であったことを伺い知れるものですね。明治時代には水運の便を活かしてこの近辺が工業地帯となり、地下水の汲み上げでゼロメートル地帯となった、というのはこの日のウォーキングで学んだことでした。
 水位を下げるため隅田川近くには扇橋閘門、荒川近くには荒川ロックゲートが設置されており、船が通る度に水位調整する様子を見るのもまた面白いものです。

扇橋閘門、監視塔が新しくなっているの見たのは初めて。
荒川ロックゲート、ここをボートで通過するとアトラクションみたいで面白かったんです。


立ち食い蕎麦『やしま』、あさりプラスで更にいい味に

 『やしま』は西葛西駅のガード下、西葛西メトロセンター2番街の南砂町駅方面に少し歩いたところにあります。完全立ち食いなので回転は早く、食券を買って並んでいればそれほど時間がかからず食べることができるのもいいところ。
 この日はあさりそばを食べたんですけど、2021年1月当時は450円だったのが、直近は640円に値上がりしているようです。1.4倍以上もの値上がり、激しいですね〜。

出汁は若干甘め、鰹が香ってしつこさは一切感じず。
蕎麦には程よいコシがあって、喉越しも素晴らしい。

 駅そばらしい駅そばどころか、駅そばを超える駅そば。身体も温まり美味しかったです。ご馳走さまでした。


 歩きやすい道に美味しい駅そば、なかなかいいウォーキングコースでした。

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