【百年ニュース】1921(大正10)7月18日(月) 米国の宇宙飛行士ジョン・グレンがオハイオ州で誕生。1962マーキュリー6号で米国初の軌道周回飛行に成功。1998史上最高齢の77歳で2度目の宇宙飛行を行った。スペースシャトルのディスカバリー号のこの飛行には日本人女性宇宙飛行士の向井千秋も乗船していた。
米国の宇宙飛行士ジョン・グレン(John Herschel Glenn Jr.)がオハイオ州ニュー・コンコードで誕生しました。1943年マスキンガム大学工学部を卒業し,米国海軍の航空士官養成コースに入隊、翌年実戦に配備されマーシャル諸島等で日本軍と戦いました。
朝鮮戦争の停戦後、1954からはテストパイロットとなり、F8Uクルセイダーによる米国初の超音速大陸横断飛行に成功しました。1959年には米国で初めての宇宙飛行士に選抜された7名、いわゆるマーキュリー・セブンのひとりとなり、1962年米国初の地球周回軌道飛行を行いました。1964年退役、1974年から1999年まではオハイオ州代表の上院議員として四期連続当選を果たし活躍しました。
そして1998年、史上最高齢の77歳、また現役の上院議員として、2度目の宇宙飛行を行いました。スペースシャトルのディスカバリー号によるSTS-95というミッションですが、この飛行には日本人女性宇宙飛行士の向井千秋も乗船していました。
この飛行と同じ年、1998年に公開された映画『ディープ・インパクト』で俳優のロバート・デュヴァルが演じた高齢のベテラン宇宙飛行士、スパージョン・“フィッシュ”・タナーはジョン・グレンをモデルにしていると言われています。2016年没、享年は95歳でした。
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