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【Voicy】起業17年目で初の社内結婚カップル誕生。感動しました。(2021.8.9放送)

こんにちは、吉塚康一です。私は会社経営の傍ら近代史を研究し、「百年ニュース、毎日が100周年」という放送をお送りしています。今日はVoicy編集部の特集で「忘れられない乾杯」というお題で放送を募集するということでしたので、私の話も何かの参考になるかと思いまして、いつもとは違うのですが、今回の放送を収録してみました。タイトルは「起業17年目で初の社内結婚カップル誕生」です。

私の本業、普段の仕事は株式会社キュリエという会社の経営者であります。今から16年前の2005年に私が創業した会社になります。紆余曲折ありましたがお陰様で順調に成長しまして、昨年12月末の第16期決算では、連結売上高19億2,300万円というところまで発展してきました。従業員は現在約40名ということになります。そして現在17期目ということで、さらに成長しようと、日々力を合わせまして頑張っている、ということになります。17年近い時間が流れているわけですから、それなりに歴史を刻んできたということになるわけです。

そのなかで今年5月に初めての経験だったのですが、弊社の社内結婚第一号、御夫婦どちらも弊社の社員というカップルが誕生いたしました。今までもちろん結婚した社員はたくさんいたわけですが、御夫婦両方が弊社の社員という社内結婚は初めて、ということになりました。正確には昨年入籍は済んでおりまして、結婚式を予定していたのですが、コロナ禍によります2度の延期を経まして、今年の5月15日に、十分に対策を取ったうえで、素晴らしい結婚式を挙げた、ということになりました。私も主賓挨拶ということで、たいへん緊張しましたが、この上なくうれしい気持ちで、この特別なカップルの門出をお祝いさせてもらった、ということになります。

社内結婚というのは大会社では珍しくありません。私が新卒で10年間つとめておりました三井物産も、同期を見渡すと結構社内結婚は多かったですね。私自身は違いましたけれども。しかし弊社のような個人創業からスタートした企業となりますと、従業員数が増えるまでに時間がかかりますし、やはり若手が結婚に踏み切る、というためには、会社に将来性といいますか、ある程度の将来の安定性が必要、そうでなければ若手が結婚に踏み切れない、ということがあります。まして今回ご結婚された弊社社員のカップルは、結婚に合わせて新たにマンションも購入されているわけです。その意味でワタクシの会社、株式会社キュリエも、ようやく17年目にして、そのようなステージに立ったのかなと感慨が深かったです。これは私にとりまして、一生忘れることのない乾杯になりました。

ちょっと気になりまして調べたんですが、国立社会保障・人口問題研究所が「出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」というものを5年ごとに実施しているんですね。その結果によりますと、結婚をした人のうち社内や仕事関係で出会ったという割合は1991~1995年段階では全体の35.4%と、出会いのきっかけのトップだったんですね。しかしその割合はじわじわと低下して、2011~2015年の最新の調査結果によりますと19.9%ということで大幅減少、一番多いのは友人の紹介、ということだそうです。この割合、社内結婚が20%、すなわち5組に1組、これは弊社の社内の状況を見ても、ピッタリ一致しているんですね。調査の数字ってのは正しいんだなと、変に感心したところです。なおこの国立社会保障・人口問題研究所が「出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」、昨年の予定だったのが延期され、今年2021年に最新の調査が行われる予定とのことです。

いずれにしても、御夫婦のどちらもよく知る社員の結婚式に出席するというのは、経営者冥利に尽きる、という感動がありますね。起業を御経験された方は共感頂けるんではないかと思います。ということで本日は「忘れられない乾杯」「起業17年目で初の社内結婚カップル誕生」というお話をさせて頂きました。ご機嫌よう。


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吉塚康一 Koichi Yoshizuka
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