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【百年ニュース】1922(大正11)年1月8日(日) 画家の富岡惣一郎が新潟県高田市で誕生。高田商工学校卒。独自に開発した白色絵具を使った作品は「トミオカホワイト」と呼ばれた。1990(平成2)南魚沼市の八海山山麓にトミオカホワイト美術館が開館。多くの作品を展示。1994(平成6)没,享年72。
画家の富岡惣一郎が新潟県高田市南本町で誕生しました。高田商工学校を卒業し、三菱化成工業広告宣伝部門に勤務しながら独力で絵画を学びました。
富岡は自ら開発した黄変、亀裂、剥落のない白油絵の具「トミオカホワイト」を開発するとともに、刀鍛冶に特注した長大ペインティングナイフを使って製作する独自の作風でした。生涯を通じ一貫して国内外各地の雪国の世界を取材し、油絵とは思えないほど平滑で、清澄で、魅力的な輝きを秘めた作品を発表しました。
1965年から7年間に渡りロックフェラー財団招待留学生としてニューヨークに居住し、作品を制作しました。その独特の白と黒の絵に、特にアメリカ人から、「東洋の白」あるいは、「俳句そのもの」など、高い評価を得ました。
1990(平成2)年に新潟県六日町(現南魚沼市)の八海山山麓にトミオカホワイト美術館が開館しました。作品約500点が展示収蔵されています。富岡は1994(平成6)年5月31日、享年72歳で死去しました。
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