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【百年ニュース】1921(大正10)10月12日(水) 米国のアニメーター「クレイアニメの父」アート・クローキーがミシガン州デトロイトで誕生。粘土を使ったストップモーション・アニメーション発明。のち妻のルースとともに人気キャラクター『ガンビー(gumby)』を生み出した。2010没,享年88。

米国のアニメーター「クレイアニメの父」アート・クローキー (Arthur "Art" Clokey)がミシガン州デトロイトで誕生しました。粘土を使ったストップモーション・アニメーションの発明者です。

1948年にマイアミ大学を卒業し、さらに南カリフォルニア大学に進みましたが、こちらに在学中モンタージュ撮影の父とされるスラヴコ・ヴォルカピッチ(Slavko Vorkapich)のもとで映画撮影を学びました。その後アートが1955年に発表した実験作品『Gumbasia』が、世界で初めて粘土を使用したストップモーションアニメとされています。

さらにこの作品から発展する形で、妻のルースとともに人気キャラクター『ガンビー(gumby)』を生み出しました。2010年1月8日に死去、享年は88歳でした。

2011年10月12日は、アート・クローキーの90回目の誕生日でしたが、クレイアニメへの貢献を記念し、また前年に亡くなったアートへの追悼の思いも込めて、Googleのトップページのロゴが『ガンビー』に変更されました。

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なおロシアを代表するアニメーション監督ロマン・カチャーノフもアート・クローキーと同じ1921年生まれです。ロマン・カチャーノフの最初の作品『老人と鶴』は『Gumbasia』の3年後、1958年に発表されました。カチャーノフは代表作の『ミトン』や『チェブラーシカ』(1969)で、世界中のファンを獲得しました。




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