【百年ﾆｭｰｽ】1921(大正10)6月9日(木) のちの英国首相ウィンストン・チャーチルの母レディ・ランドルフ・チャーチルが死去,享年67。米国ニューヨーク州の大富豪レナード・ジェロームの次女。19歳で英国貴族ランドルフ・スペンサー・チャーチルと結婚,翌年長男ウィンストンを出産,生涯影響を与えた。
のちの英国首相ウィンストン・チャーチルの母レディ・ランドルフ・チャーチルが死去しました。享年は67歳でした。
結婚するまでの名前はジェニー・ジェロームと言いました。米国ニューヨーク州の大富豪レナード・ジェロームの次女。父レナードは18世紀にアメリカに移住したフランス系ユグノーの血を引く銀行家でした。オペラが好きだったため、ソプラノ歌手のジェニー・リンドにちなんで次女にジェニーと名前をつけました。ジェニーが19歳だったとき、父の所有する競艇場で英国貴族のランドルフ・スペンサー・チャーチルを紹介され、1874年に結婚しました。
結婚後すぐ、32週間後に長男ウィンストン・チャーチルをもうけ,生涯にわたり息子に多大な影響を与えた。成人したウィンストンとジェニーは強い絆で結ばれ、母と言うよりは姉のように見ていたと言われています。
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