【百年ニュース】1921(大正10)12月21日(水) ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム起工。第一次世界大戦のLAの退役軍人記念のため。1932,1984,2028の三度,五輪メイン会場に。2008年3月29日ドジャーズ対レッドソックスの試合は米国スポーツ史上最多の11万5300人を集めた。斎藤隆,岡島秀樹が投げ合う。
米国の巨大なスポーツ用スタジアム、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム(Los Angeles Memorial Coliseum)が起工されました。半年の時間をかけ翌1923年5月1日に開場となりました。第一次世界大戦におけるロサンゼルス出身の退役軍人たちを記念するために作られました。
現地では「The Grand Old Lady」の愛称で呼ばれ親しまれており、1923年の開場以来、大学のアメリカンフットボールのチームUSC(南カルフォルニア大学)トロージャンズが本拠地として使用しています。
2008年3月29日ドジャーズ対レッドソックスの試合は米国スポーツ史上最多の11万5300人を集めたことで知られています。斎藤隆と岡島秀樹の日本人二人が投げ合う試合となりました。この試合はドジャースのロサンゼルス移転50周年を記念したオープン戦でした。ニューヨーク・ブルックリンからロサンゼルスへ移転したドジャースは、ドジャー・スタジアム完成までの4年間をこのメモリアル・コロシアムを本拠地として戦っていました。
また1932年、1984年、2028年の三度に渡りオリンピックのメイン会場として使われることが特筆されます。2017年5月に命名権をユナイテッド航空に売却され現在の名称は「ユナイテッド・エアラインズ・フィールド (UNITED AIRLINES FIELD AT THE LOS ANGELES MEMORIAL COLISEUM)」とされていますが、IOCの命名権名称使用禁止規定により五輪開催中は「メモリアル・コロシアム」と呼ばれるようです。
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