【小説】あったらイイナを具現化!モノづくりについて 僕たち若手が語ってみた。vol.18
4日目:日本の市場動向について Part.2
『プラスチック容器の市場動向について』
(徳馬)
次は、プラスチック容器の市場動向について話します。
先ずは、容器別のシェアについて話します。
2019年の生産量ベースデータはこのようになっているよ。
(須崎)
ペットボトル、缶、紙、瓶等の容器で、一番シェア
が高かったのは、ペットボトルで75.2%だね。
(徳馬)
そうだね。
ペットボトルに注目してみよう。
(金子)
ペットボトルは、どんな会社が作っているんだろう?
(徳馬)
いつも飲んでいる製品のペットボトルをどんな会社
が製造しているのか調べてみたよ。
東洋製罐株式会社
http://www.toyo-seikan.co.jp/
株式会社吉野工業所
http://www.yoshinokogyosho.co.jp/
大和製罐株式会社
http://www.daiwa-can.co.jp/index.html
大日本印刷株式会社
https://www.dnp.co.jp/
(徳馬)
このような大手製造メーカーがPETボトルを
作っているんだ。
(宮地)
へ~すごいんだね。
(3人)
宮地、分かってないだろう(笑)
(徳馬)
次に過去の容器別の生産量の推移を調べてみたよ。
2010年~2019年のデータだ。
(須崎)
ペットボトルはすごいね。
(徳馬)
2019年PETボトルは、ほぼ前年度並みで推移している。
次は、清涼飲料水の品目別の生産量推移を確認してみた。
表は2000年~2019年のデータだよ。
(金子)
炭酸・水・お茶などが伸びているのかな。
(徳馬)
2019年は、紅茶飲料、ミネラルウォーター類などが
増加したようだね。
(宮地)
話は変わるが、ペットボトルの底を見たことある?
何かのマークみたいなものが付いているよね?
あれ何?
(徳馬)
そのマークで、どこが造ったのか分かるみたいだよ。
CANと言うロゴがあったら東洋製罐製と言う感じで。
(宮地)
そうなんだ、面白いね。
(徳馬)
ちなみに画像は吉野工業所製です。
(金子)
どの容器もそうだと思うけど容器の形や機能は、
特許が出されているんだね。
(徳馬)
そうだね。トップ3は、東洋製缶、吉野工業所、大日本印刷。
東洋製缶と吉野工業所の2社が総合力で他社を圧倒している
みたいだよ。
(須崎)
ペットボトルの課題は、強度・バリア性・軽量化など
様々あるみたいだね。
(宮地)
瓶や缶に比べるとリサイクルは、どうなの?
(徳馬)
日本のリサイクル率は表のように高い、自慢
すべきこのシステムを大事にしたいよね。
(金子)
アイデアなんだけど、大きなペットボトルで何か
アイデア出せないかな?
(宮地)
広口プランター容器なんかは、どうだろう?
(徳馬)
プランター?
(宮地)
そう、ボトルの中で階層が別れ、土と水の入る場所
が違う。中が見える状態でボトル下部に吸水できる。
(徳馬)
課題は多そうだけど、出来たら便利そうだね!
紙容器とのコラボはどうなのだろう。
(宮地)
じゃー早く次の須崎の話を聞こう(笑)
(徳馬)
せっかちな宮地が待てなさそうなので
以上でプラスチック容器の市場動向は終了。
次は紙容器の市場動向を須崎、
お願いします。
次回‥
4日目:日本の市場動向について
Part.3(紙容器)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?